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音声検索と speakable の構造化データ Google の案内の対象と条件


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スマートスピーカーに話しかけて調べる音声検索に向けて、サイトの側で何ができるのかが気になる人もいるでしょう。Google 検索セントラルには、音声での読み上げに使う構造化データとして、speakable の案内があります。ただし、この案内には使える国と言語の条件があり、日本語のサイトにそのまま当てはまるものではありません。ここでは、speakable の仕組みと、対象や条件を、Google の案内の書きぶりのとおりに確かめます。

speakable の構造化データとは

speakable は schema.org のプロパティで、記事やウェブページのうち、テキスト読み上げ(TTS)での再生に向いた部分を示すために使います。このマークアップを加えておくと、Google アシスタントを積んだ機器で読み上げる中身を、検索エンジンやアプリが見分けられるようになる、と説明されています。話題のニュースについて質問されたとき、スマートスピーカーの Google アシスタントは speakable の構造化データを手がかりに答えます。ある話題のニュースを尋ねられると、ウェブから最大で3本の記事を集めて答え、speakable で示した部分が音声で再生されます。読み上げのときは情報の提供元が告げられ、聞いた人のスマートフォンなどには、アシスタントのアプリから記事全体の URL が届く仕組みです。

案内に書かれている対象の国と言語

案内に書かれている対象の国と言語

speakable の案内の冒頭には、この機能がベータ版で、中身が変わる可能性があり、要件やガイドラインも今後変わりうると書かれています。さらに「ご利用可能な国と言語」の項で対象として書かれているのは、Google Home の機器の言語を英語にしている米国の利用者と、英語のコンテンツを出しているサイト運営者です。speakable を取り入れるサイト運営者が十分に増えた段階で、ほかの国や言語にも広げる予定だとしています。つまり、確かめた日(2026年10月13日)の案内では、日本語で公開しているページは、この機能の対象として挙がっていません。日本語のサイトに speakable を書き加えれば音声検索での扱いが変わる、と読める記述も、開いたページの範囲では見つかりませんでした。

ガイドラインに書かれている書き方

ガイドラインに書かれている書き方

英語のページを持つサイトや、今後対象が広がった場合に備えて、案内に並ぶ決まりも見ておきます。技術面では、情報の提供元や写真の説明、日付の欄、ニュースが報じられた場所といった情報を speakable の対象にしないよう求めています。音声だけで聞く場面では、聞き手を混乱させかねないためです。また、記事全体ではなく要点を示し、読み上げで大事な情報が抜け落ちないようにするよう書かれています。内容面では、示す部分を短い見出しや要約にすることと、ニュースの冒頭を含めるなら、聞き取りやすいように短い文に分けて書き直すことが勧められています。一つ一つの部分の長さの目安は、読み上げでおよそ20~30秒、文章なら2~3行です。書き方としては、Article か WebPage のオブジェクトの中で使い、読み上げる場所は CSS セレクタ(cssSelector)か xPath のどちらか一方で指します。二つを同時に使うことはできません。こうした技術とコンテンツのガイドラインに加えて、「検索の基本事項」と「構造化データに関する一般的なガイドライン」にも沿っていることが、ニュースの検索結果に出るための前提とされています。

構造化データ全般の注意

構造化データ全般の注意

構造化データそのものについて、Google は、ページの意図を伝えることで、Google がページの中身をつかみやすくなる仕組みだと説明しています。一方で、正しく書いた構造化データでも、検索結果に出るとは限らないことがはっきり書かれています。また、構造化データを載せるためだけの空のページを作らないこと、画面に表示されていない情報の構造化データは、正確であっても加えないことも求められています。品質のガイドラインに反すると、書き方の上では正しくても、リッチリザルトに出なくなったり、スパムと判断されたりする場合があります。構造化データの問題で手動による対策を受けると、そのページはリッチリザルトに出なくなりますが、ウェブ検索での掲載順位には影響しないと説明されています。WordPress などの CMS で HTML を直接さわれない場合は、検索エンジン向けの設定画面や、構造化データを書けるプラグインを使えることがあり、書いた内容が正しいかは「リッチリザルト テスト」で確かめられます。

まとめ

まとめ

speakable は、記事やページの中から読み上げに向いた部分を示す構造化データで、Google アシスタントがニュースの質問に答えるときに使われます。ただし Google の案内では、機能はベータ版で、対象は、Google Home を英語に設定している米国の利用者と、英語で公開しているサイト運営者に限られています。日本語のサイトで音声検索を考えるときは、この前提を押さえたうえで、構造化データ全般の決まりに沿っているかを確かめる、という順に進めるのが無理のない進め方です。

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参考にした資料

参考にした資料

各ページの内容は、2026年10月13日に確かめたものです。

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