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2017.07.14

ホームページを安全に移管する手順とは?失敗を防ぐ重要ポイントを専門家が解説

ホームページを安全に移管する手順とは?失敗を防ぐ重要ポイントを専門家が解説

Webサイトの運用を続けていく中で、サーバーのスペック不足や管理会社の変更に伴い、ホームページの移管が必要になる場面があります。しかし、移管作業は専門的な知識を要するため「何から手をつければよいかわからない」「サイトが表示されなくなるリスクが怖い」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

ホームページの移管をスムーズに進めるには、正しい手順の把握と徹底した事前準備が欠かせません。手順を誤ると、メールの送受信が止まったり、検索エンジンの評価を失ったりする恐れがあります。本記事では、株式会社ドラマが培ってきたWeb制作と運用の知見を活かし、ホームページ移管の具体的なステップと失敗しないための注意点を詳しく解説します。

目次

ホームページ移管の全体像と2つのパターン

ホームページの移管には、大きく分けて「サーバーの移管」と「ドメインの移管」の2種類があります。これらは混同されやすいのですが、作業内容が異なるため正しく理解しておく必要があります。

サーバー移管:データの引っ越し

サーバー移管とは、Webサイトのデータを保存している場所を変更する作業です。具体的には、HTMLファイルや画像、データベースの内容を旧サーバーからダウンロードし、新サーバーへアップロードします。家の引っ越しで例えると、家具や荷物を新しい住居に運び入れる作業に近いといえます。

ドメイン移管:管理権限の移動

ドメイン移管は、サイトの住所(URL)にあたる「example.com」などの管理を、現在の管理会社から別の会社へ移す手続きを指します。管理会社を一本化してコストを削減したい場合や、新しい制作会社に一括管理を依頼する場合に行われます。住所そのものは変わりませんが、郵便局への転居届のように、管理元を変更する手続きが必要になります。

ホームページ移管の具体的な手順ステップ

ここからは、実際にホームページを移管する際の標準的な手順を解説します。株式会社ドラマでは、ビジネスの停滞を招かないよう、以下のステップで慎重に作業を進めることを推奨しています。

ステップ1:現行環境の調査とバックアップ

まず最初に行うべきは、現在のサーバーやドメインの契約状況を正確に把握することです。契約IDやパスワードはもちろん、PHPのバージョンやデータベースの種類などを確認します。ここで最も重要なのは、現行サイトの完全なバックアップを取得することです。万が一移管中にデータが破損しても、バックアップがあれば元の状態に復旧できます。

ステップ2:新サーバーの契約と動作確認

次に、新しいサーバーを契約します。サーバーを選定する際は、現在のサイトが動作する要件を満たしているか確認してください。契約後、ドメインの設定を行う前に「テスト用URL」や「動作確認用設定」を利用して、新サーバー上で正しくサイトが表示されるか、プログラムが正常に動くかをチェックします。

ステップ3:データの移行とメールアドレスの作成

テスト環境での動作に問題がなければ、本番データの移行作業に入ります。Webサイトのファイル一式とデータベースを新サーバーへ配置しましょう。また、独自ドメインのメールを利用している場合は、新サーバー側でも同じメールアドレスを作成しておく必要があります。この作業を忘れると、次に行うDNS切り替えの瞬間にメールが届かなくなるトラブルが発生します。

ステップ4:DNS(ネームサーバー)の切り替え

全ての準備が整ったら、ドメインが指し示すサーバーの場所を「新サーバー」へ変更します。これがDNS(ネームサーバー)の切り替え作業です。設定を変更してからインターネット全体に情報が行き渡るまでには、数時間から最大72時間程度の時間を要します。この期間は、アクセスする環境によって旧サーバーに繋がったり新サーバーに繋がったりする「不安定な状態」になります。

移管作業で発生しやすいトラブルと対策

ホームページの移管には、細心の注意を払っていても予期せぬトラブルが起こる可能性があります。事前にリスクを把握し、対策を講じておくことが大切です。

サイトが表示されない「空白の時間」の防止

DNSの切り替え期間中、旧サーバーの契約をすぐに解約してしまうと、一部のユーザーにサイトが表示されなくなる可能性があります。新旧両方のサーバーにデータを残した状態で、1週間程度は並行運用する期間を設けるのがベストです。これにより、世界中のどの端末からアクセスしても、どちらかのサーバーを通じて確実にサイトが表示される状態を維持できます。

SSL証明書の再設定忘れに注意

現在のWebサイトでは「https」から始まる常時SSL化が必須です。サーバーを移管すると、多くの場合でSSL証明書の再設定が必要になります。無料の「Let’s Encrypt」などを利用している場合、新サーバー側で新たに証明書を発行しなければなりません。この手続きを忘れると「この接続はプライバシーが保護されていません」という警告が出てしまい、ユーザーの信頼を大きく損なうことになります。

まとめ

ホームページの移管は、事前のリサーチとバックアップ、そして慎重な工程管理が成功の鍵を握ります。単純なファイルの移動だけでなく、メール設定やSSL、DNSの反映待ち時間など、考慮すべき点は多岐にわたります。自社での作業に不安がある場合や、複雑なシステムが組み込まれたサイトの場合は、専門の制作会社に相談することも検討してください。

株式会社ドラマでは、Web制作からマーケティング支援、システム開発まで幅広く対応しています。ホームページの移管を含めたWeb周りのお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。お客様のビジネスに最適な環境を構築し、スムーズな運用をサポートいたします。

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