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2017.06.24

ホームページを安全に廃止するための手続きと注意点|ドメイン・サーバー解約の正しい手順

ホームページを安全に廃止するための手続きと注意点|ドメイン・サーバー解約の正しい手順

ビジネスの形態変更やリニューアルに伴い、長年運用してきたホームページを廃止する決定を下す場面があります。しかし、単にデータを消去すれば良いというわけではありません。ドメインやサーバーの解約タイミング、既存顧客への周知、セキュリティ上のリスク管理など、適切に手続きを進めなければ、思わぬトラブルを招く可能性があります。本記事では、ホームページを廃止する際に必要な具体的な手続きと、失敗しないための注意点を詳しく解説します。

目次

ホームページ廃止に向けて最初に行うべき準備

ホームページを閉鎖する際、最も重要なのは「計画性」です。急な閉鎖は、ユーザーの信頼を損なうだけでなく、取引先との連絡手段を断つ結果になりかねません。

関係各所への事前周知とスケジュール策定

まず、ホームページを閉鎖する日付を決定し、少なくとも1ヶ月前にはサイト上でお知らせを掲載します。頻繁に利用しているユーザーや取引先に対しては、個別にメールや書面で通知することも検討してください。特に、Webサイトから注文や問い合わせを頻繁に受けている場合は、代替の連絡先(電話番号やSNS、新しいWebサイトのURLなど)を明確に伝える必要があります。

データのバックアップと資産の整理

ホームページ自体は廃止しても、これまでに蓄積したコンテンツや顧客データは貴重な財産です。将来的に同じ内容を利用する可能性や、法的な記録保持の観点から、サーバー上の全データ(HTMLファイル、画像、データベースなど)をローカル環境にダウンロードして保存しておきましょう。また、Googleアナリティクスの過去データやサーチコンソールの記録も必要に応じてエクスポートしておくことをおすすめします。

具体的な解約手続きの流れ

準備が整ったら、技術的な解約手続きに移ります。手続きの順番を間違えると、意図しないタイミングでサイトが表示されなくなったり、余計な費用が発生したりするため注意が必要です。

サーバーの解約手続き

契約しているホスティングサービス(レンタルサーバー)のマイページから解約申請を行います。多くのサーバー会社では、解約申請後も契約期間満了までは利用可能ですが、即時停止されるプランも存在するため、事前に契約約款を確認しておきましょう。また、サーバーを解約すると、そのサーバーに紐づいているメールアドレスも使用できなくなります。

ドメインの管理と廃止タイミング

ドメインの廃止には細心の注意が必要です。サーバーの解約と同時にドメインも廃止してしまいがちですが、一定期間は「所有し続ける」選択肢も検討すべきです。ドメインの所有権を放棄すると、第三者が同じドメインを取得できるようになります。過去に信頼を得ていたドメインが、アダルトサイトや詐欺サイトとして悪用されるケースは少なくありません。ブランドイメージを守るため、少なくとも閉鎖から1年程度はドメイン契約を更新し、何もないページを表示させるか、新しいサイトへリダイレクトさせる運用が推奨されます。

SSL証明書や付随サービスの停止

サイトのセキュリティを担保するSSL証明書や、有料のプラグイン、外部の解析ツールなどの自動更新設定もオフにする必要があります。特に年間契約のサービスは、解約を忘れると自動で次年度の請求が発生するため、管理リストを作成して一つずつ確認してください。

ホームページ廃止時に見落としがちなリスク

技術的な手続き以外にも、運用面で考慮すべきリスクが存在します。これらを放置すると、廃止後に思わぬ損害を被る可能性があります。

ドメインの第三者による再取得と悪用

先述の通り、放棄されたドメインは「ドロップキャッチ」と呼ばれる手法で狙われています。かつて官公庁や有名企業が使っていたドメインが、期限切れ直後にギャンブルサイトに書き換わった事例も報告されています。株式会社ドラマでは、Webサイトの保守管理の一環として、こうしたドメイン維持に関するリスクコンサルティングも行っております。廃止後もブランドを守るための最適な手段を選択することが重要です。

メールアドレスの利用停止に伴う影響

「info@example.com」のような独自ドメインのメールアドレスを、銀行口座の登録、SNSのアカウント管理、取引先の連絡用に使っている場合、サイト廃止と同時にこれらが受信できなくなります。特に二段階認証の送信先に設定していると、ログインができなくなる致命的な問題に繋がります。解約前に、すべての登録サービスを確認し、Gmailなどのフリーメールや、新しい会社のメールアドレスへ変更しておく作業が必須です。

ホームページ廃止後のフォローアップ

サイトを閉鎖した後は、検索エンジンへの対応も行います。Googleサーチコンソールから「削除」のリクエストを送り、検索結果に古い情報が表示され続けないように手配します。また、SNSやパンフレット、名刺などに旧URLが記載されている場合は、可能な限り修正・削除を行い、ユーザーを迷わせない配慮を行いましょう。Webサイトの管理をアウトソーシングしている場合は、制作会社との契約終了手続きも漏れなく進めてください。

まとめ

ホームページの廃止手続きは、単なる削除作業ではなく、ブランドの信頼を守り、トラブルを未然に防ぐための重要なプロセスです。ドメインやサーバーの解約タイミング、データのバックアップ、メールアドレスの移行など、確認すべき項目は多岐にわたります。自社での判断が難しい場合や、安全にサイトを閉じたいとお考えの場合は、Web制作の専門家に相談することをおすすめします。適切な手順を踏むことで、クリーンな形で次のステップへと進むことができるでしょう。

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