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2016.07.23

ホームページ制作における画像サイズの最適解|表示速度と画質を両立させるポイント

ホームページ制作における画像サイズの最適解|表示速度と画質を両立させるポイント

ホームページ制作において、画像サイズの設定はサイトのパフォーマンスを左右する極めて重要な要素です。高品質な写真を使用してブランドイメージを高めたい一方で、画像データが重すぎるとページの読み込み速度が低下し、ユーザーの離脱やSEO評価の低下を招きます。本記事では、Webサイト制作の現場で推奨される標準的な画像サイズや、画質を維持しながら軽量化を図るための具体的な手法について詳しく解説します。株式会社ドラマが提供するプロフェッショナルな視点から、成果につながるWebサイト運用のヒントをお伝えします。

目次

ホームページ制作で理想とされる画像サイズ

ホームページで使用する画像サイズには、掲載場所ごとに適切な基準が存在します。全ての画像を同じルールで扱うのではなく、用途に合わせて使い分けることが重要です。

メインビジュアル・ヒーローヘッダーのサイズ

Webサイトの顔となるメインビジュアルは、画面いっぱいに表示されることが多いため、横幅1920ピクセルから2560ピクセル程度が一般的です。近年の高解像度ディスプレイ(Retinaディスプレイなど)に対応するためには、表示サイズの2倍程度の解像度を用意するのが理想的ですが、データ容量が膨大になるため、圧縮率の調整が不可欠となります。

コンテンツ内・ブログ記事の画像サイズ

本文中に挿入する画像は、コンテンツエリアの最大幅に合わせるのが基本です。一般的なWebサイトのコンテンツ幅である800ピクセルから1200ピクセル程度であれば、横幅1000ピクセルから1200ピクセル程度の画像を用意すれば十分な画質を確保できます。スマートフォンの閲覧を優先する場合は、縦横比を3対2や4対3に固定し、視認性を高める工夫が求められます。

ロゴやアイコンの推奨サイズと形式

ロゴやアイコンは、拡大・縮小しても画質が劣化しないSVG形式(ベクターデータ)が推奨されます。ビットマップ画像(PNGやJPEG)を使用する場合は、表示サイズの2倍から3倍の解像度で書き出し、CSSで表示サイズを指定することで、高解像度端末でも鮮明に表示させることが可能です。

画像サイズがWebサイトの成果に与える影響

画像サイズを最適化することは、単に見た目を整えるだけではなく、ビジネス上の成果に直結する重要な施策です。

表示速度とユーザー離脱率の相関

Googleの調査データによると、ページの読み込みに3秒以上かかると、モバイルユーザーの53パーセントがサイトを離脱すると言われています。画像のデータ容量が重いと、ブラウザのレンダリングを妨げ、ユーザーにストレスを与えます。サクサクと動くWebサイトは、ユーザー体験(UX)を向上させ、コンバージョン率の改善に寄与します。

検索エンジン(SEO)からの評価向上

Googleは「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」という指標を導入しており、ページの読み込み速度や視覚的な安定性を評価対象としています。画像サイズを適切に管理し、軽量なサイト構造を実現することは、検索順位の向上にもつながる重要なSEO対策の一つです。

画像を最適化するための実践的テクニック

技術的なアプローチを取り入れることで、画質と軽さを両立したホームページ制作が可能になります。

次世代画像形式「WebP」の活用

WebP(ウェッピー)は、Googleが開発した新しい画像形式です。従来のJPEGやPNGと比較して、25パーセントから35パーセント程度ファイルサイズを軽量化できるため、現在のホームページ制作における標準的な選択肢となっています。透過処理も可能であるため、PNGの代替としても非常に優秀です。

解像度(dpi)とピクセル数の適切な関係

印刷物では300dpiから350dpiの高い解像度が求められますが、Webサイトでは72dpiが標準です。ピクセル数(px)こそがWeb上の表示サイズを決定するため、無駄に高い解像度設定は不要となります。画像編集ソフトを使用する際は、Web用に最適化した書き出し設定を選択するように心がけましょう。

レスポンシブ対応とアスペクト比の維持

デバイスごとに最適な画像を表示させる「レスポンシブイメージ」の実装も有効です。HTMLのsrcset属性を使用すれば、画面幅に応じて最適な解像度の画像を自動的に選択させることができます。また、アスペクト比(縦横比)を事前に定義しておくことで、画像読み込み時のレイアウトシフト(ガタつき)を防ぐことが可能です。

ホームページ制作で失敗しないための注意点

よくある失敗例として、デジカメで撮影した数メガバイトもある高精細な写真を、そのままWordPressなどのCMSにアップロードしてしまうケースが挙げられます。サーバーの容量を圧迫するだけでなく、バックアップ作業の遅延や、ページ表示の大幅な低下を招きます。アップロード前に必ずリサイズと圧縮を行うルーチンを確立することが、長期的なサイト運用の成功を支えます。

まとめ

ホームページ制作において、画像サイズは「見た目の美しさ」と「サイトの軽快さ」のバランスを保つための鍵となります。適切なピクセル数の選定、最新の画像形式の採用、そしてデバイスごとの最適化を徹底することで、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても魅力的なサイトを構築できます。株式会社ドラマでは、デザインの美しさはもちろん、技術的なパフォーマンスまで追求したWebサイト制作を行っております。画像運用や表示速度の改善にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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