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2016.07.17

大学生にホームページ制作を依頼するメリット・デメリット|プロの制作会社との違いを徹底解説

大学生にホームページ制作を依頼するメリット・デメリット|プロの制作会社との違いを徹底解説

「コストを抑えてホームページを作りたい」「知人の大学生に安く依頼できないか」と考えている経営者や担当者の方は少なくありません。近年、Web制作のスキルを持つ大学生が増えており、クラウドソーシングやSNSを通じて個人に依頼するケースが一般的になっています。しかし、ビジネスで利用するWebサイトを学生に任せることには、特有のメリットと見過ごせないリスクが存在します。本記事では、ホームページ制作を大学生に依頼する際の実態を、プロの制作会社の視点から公平に解説します。

目次

ホームページ制作を大学生に依頼する背景

インターネットの普及とプログラミング教育の浸透により、大学生が独学やスクールでWeb制作スキルを習得するハードルは以前よりも格段に下がりました。特に情報系の学部に所属する学生や、Webデザインに関心の高い学生が、実務経験を積むために安価で制作を請け負うケースが増えています。発注側にとっても、予算が限られているスタートアップや個人事業主にとって、数万円から十数万円でWebサイトが手に入る点は非常に魅力的に映ります。しかし、ビジネスにおけるWebサイトの役割は「単に存在する」ことではなく「成果を出す」ことにあります。この本質的な違いが、依頼先選びの重要な分岐点となります。

大学生に依頼する3つのメリット

大学生への依頼には、企業やプロにはない独自の利点があります。ここでは代表的な3つのメリットを紹介します。

圧倒的な制作費用の安さ

最大のメリットは価格面です。制作会社の場合、人件費、オフィス維持費、各種ツール代などの固定費が価格に乗りますが、個人の大学生はそれらが不要です。一般的なコーポレートサイトを制作会社に依頼すると50万円〜150万円程度が相場ですが、大学生であれば10万円以下、場合によっては数万円で引き受けてくれることもあります。

柔軟な対応とコミュニケーションの速さ

組織としての承認フローがないため、修正依頼や細かい要望に対して即座に対応してもらえる場合があります。また、SNSやチャットツールでのやり取りに慣れている世代であるため、レスポンスが非常に速い点も特徴です。マニュアルに縛られない柔軟な動きを期待できる点は、小規模なプロジェクトにおいて利点となります。

若年層向けの感性や最新トレンドの反映

ターゲット層が10代から20代のサービスであれば、現役大学生ならではの感覚が武器になります。SNS映えするデザインや、同世代に響くトーン&マナーを感覚的に理解しているため、特定のマーケティングターゲットに対して強力な訴求力を持つサイトを構築できる可能性があります。

知っておくべきデメリットとリスク

メリットがある一方で、ビジネス利用においては看過できないリスクも存在します。これらを把握せずに依頼すると、後に多額の修正費用が発生することもあります。

品質のバラつきと技術力の限界

「見た目」はきれいに作れても、中身の構造(コードの品質)が伴っていないケースが多く見受けられます。SEO(検索エンジン最適化)への配慮が欠けていたり、異なるブラウザでの表示崩れ、スマートフォンの操作性(UI/UX)の不備など、プロの視点から見ると課題が残るサイトになりがちです。また、複雑なシステム連携やカスタマイズには対応できないことがほとんどです。

納期遅延や連絡途絶のリスク

学生の本分は学業です。テスト期間や就職活動、長期休暇などのイベントにより、制作が停滞したり、最悪の場合は連絡が取れなくなったりする(バックレ)という事例は珍しくありません。業務委託契約を締結していても、学生相手に法的な損害賠償を請求するのは現実的ではなく、リスク管理の面で不安が残ります。

保守運用やアフターフォローの欠如

Webサイトは完成して終わりではありません。ドメインやサーバーの更新、WordPress等のプラグインのセキュリティアップデート、万が一の不具合対応など、長期的なメンテナンスが必要です。学生が卒業して就職すると、それまでの関係性が断たれ、サイトの修正や管理ができなくなる「管理放棄」の状態に陥るリスクが高いのです。

プロの制作会社と大学生の決定的な違い

株式会社DRAMA(ドラマ)のようなプロの制作会社と、個人の大学生の間には、制作物以上の価値の差が存在します。

ビジネス視点での戦略設計

プロの制作会社は、サイトを作る前に「なぜ作るのか」「誰に何を伝えたいのか」という戦略立案から入ります。市場調査、競合分析、そして成約(コンバージョン)に結びつけるための導線設計までを一貫して行います。大学生の多くは「依頼されたものを作る」作業に特化していますが、プロは「事業の利益に貢献する装置」としてWebサイトを設計します。

セキュリティと法的コンプライアンス

個人情報の取り扱いや著作権、アクセシビリティなど、現代のWebサイト運営には法的な知識が欠かせません。プロの制作会社では、セキュリティ対策を施した堅牢なサイト構築を行い、万が一のトラブルの際も責任を持って対応する体制が整っています。この「安心感」は、企業がブランド価値を守る上で最も重要な要素の一つです。

失敗しないための判断基準

大学生に依頼しても良いケースと、プロに依頼すべきケースを分ける基準は以下の通りです。

  • 大学生への依頼が向いている場合:
    • 期間限定の小規模なイベントページ
    • 個人的な趣味やサークルの紹介サイト
    • 失敗しても事業に大きな影響を与えないテスト的なサイト
    • とにかく予算がゼロに近く、知人関係で完結できる場合
  • プロの制作会社への依頼が必須な場合:
    • 会社の公式コーポレートサイト(信頼性が重視される)
    • Webから集客し、売上を上げたいサービスサイト
    • 個人情報を扱う問い合わせフォームがあるサイト
    • 数年単位で長く使い続け、ブランドを育てたいサイト

まとめ

大学生にホームページ制作を依頼することは、コストを最小限に抑えるための有効な手段の一つですが、それには「品質の保証」や「継続的なサポート」を犠牲にするリスクが伴います。初期費用を抑えたつもりでも、後に不具合が発生してプロに修正を依頼し、結果的に倍以上のコストがかかってしまうケースも少なくありません。ビジネスの顔となる大切なWebサイトであれば、長期的な視点を持って、信頼できるパートナーを選ぶことが成功への近道です。

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