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2016.05.26

ホームページ制作のキャンセル料に関する注意点とトラブルを防ぐ契約の知識

ホームページ制作のキャンセル料に関する注意点とトラブルを防ぐ契約の知識

Webサイトの制作を外部の会社へ依頼する際、不測の事態によってプロジェクトを中止しなければならない場面が生じることがあります。その際に必ず論点となるのが「キャンセル料」です。制作会社側はすでにリソースを確保し、作業を進めているため、進行度合いに応じた費用請求が発生するのが一般的です。この記事では、ホームページ制作におけるキャンセル料の相場や発生する理由、契約時に確認しておくべき項目について詳しく解説します。トラブルを未然に防ぎ、円滑なビジネス関係を築くための参考にしてください。

目次

ホームページ制作のキャンセル料が発生する基本的な理由

ホームページ制作は、形のある製品を販売する物品売買とは異なり、人間の知的労働を対価とするサービスです。そのため、目に見える成果物が完成していなくても、作業が開始された時点で費用が発生します。

確保されたリソースと人件費の補填

制作会社は、受注が決まった段階でディレクターやデザイナー、エンジニアといった専門スタッフのスケジュールを確保します。他案件の相談を断ってリソースを割り当てるため、キャンセルによってその時間が空白になれば、会社としては人件費相当の損失を被ることになります。企画のヒアリングや調査の段階でも専門的なスキルが投入されている事実は重要です。

機会損失に対する損害賠償的な側面

大規模なプロジェクトの場合、数ヶ月にわたってスタッフの予定を埋める必要があります。急なキャンセルが発生すると、代わりの案件をすぐに確保することは困難です。このように、本来得られたはずの利益を失う「機会損失」を補填する意味合いがキャンセル料には含まれています。

制作フェーズごとのキャンセル料相場

キャンセル料の金額は、一般的にプロジェクトの進行度合いに比例して高くなります。各段階での目安を把握しておくことは、リスク管理の観点から非常に有益です。

契約締結直後から着手前の段階

契約書を交わした直後で、実質的な作業が始まっていない場合でも、着手金や事務手数料としての費用が請求されるケースがあります。相場としては、総額の10パーセントから20パーセント程度、あるいは一律数万円といった設定が見受けられます。これは、見積作成や要件定義の準備、契約手続きにかかった事務工数を賄うためのものです。

企画構成・デザイン制作段階

サイトのマップ案(構成図)やデザインカンプが作成されている段階でのキャンセルは、進捗状況に応じて30パーセントから50パーセント程度の費用が発生します。デザインはWebサイトの根幹を成す重要な工程であり、ここまでの作業でプロジェクトの大きな方向性が決まるため、相応の対価が求められます。

コーディング・システム開発段階

デザインを元にHTMLやCSSでWebサイトとして構築し始めるコーディング段階、あるいはシステムの実装が進んでいる段階では、費用の50パーセントから80パーセント、完成間際であれば100パーセントを請求されることが一般的です。この時期になると、制作会社側は予定していた作業の大部分を完了させているため、実質的な制作費用の全額負担に近い形となります。

トラブルを避けるために契約書で確認すべき項目

キャンセルにまつわるトラブルの多くは、契約時の認識齟齬から生まれます。株式会社ドラマのような専門会社と契約を結ぶ際も、事前に以下の項目を確認することが望ましいと言えます。

解約条項の詳細な定義

「どのような状況であれば解約が可能なのか」「その際の通知はいつまでに行うべきか」が明記されているかを確認してください。書面による通知を必須とする場合が多く、口頭でのキャンセルの申し出が法的に認められないリスクを回避するためです。また、制作会社側の責めに帰すべき事由(納期遅延など)による解約時の返金規定も重要となります。

制作物に関する権利の所在

キャンセル料を支払った後、それまでに作成されたデザインデータやプログラムコードを受け取ることができるのか、という点も重要です。一般的にはキャンセル時点での著作権は制作会社に残ることが多いですが、支払い金額によっては、そこまでの成果物を買い取る形で納品してもらえる可能性もあります。プロジェクトを他社で引き継ぐ場合には特に注意が必要です。

キャンセルが必要になった際の実務的な対応手順

もしプロジェクトを中止しなければならない事態になったら、まずは速やかに担当ディレクターへ連絡を入れましょう。判断が遅れるほど作業は進行し、キャンセル料の額も膨らんでしまいます。電話での連絡と同時に、日付と理由を残すために必ずメールでも意思表示を行うことが重要です。その上で、現状の進捗報告を求め、契約書の規定に基づいた精算額の提示を待ちます。不明瞭な内訳がある場合は、具体的にどのような作業が完了しているのかを確認し、納得感のある合意を目指すべきです。

まとめ

ホームページ制作におけるキャンセル料は、決して不当な請求ではなく、プロフェッショナルが投下した時間と技術への対価です。トラブルを防ぐ最善の策は、発注前の慎重な検討と、契約書の内容を細部まで把握することに尽きます。信頼できるパートナー選びを行い、透明性の高いコミュニケーションを心がけることで、万が一の際も円滑な解決が可能となります。株式会社ドラマでは、お客様との信頼関係を第一に、誠実な進行と明確な説明を徹底しております。

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