ホームページ制作の納品物には何が含まれる?トラブルを防ぐための確認リスト
ホームページ制作の納品物には何が含まれる?トラブルを防ぐための確認リスト
Webサイトの制作を外部の制作会社に依頼する際、最終的にどのようなデータや書類が手元に残るのかを正確に把握している方は多くありません。制作完了後に「必要なデータがもらえなかった」「修正したいのにソースコードの所有権が自社になかった」といったトラブルを避けるためには、契約段階から納品物の定義を明確にすることが不可欠です。この記事では、一般的なホームページ制作における納品物の内訳と、受け取り時に注意すべき権利関係について詳しく解説します。
目次
ホームページ制作で受け取る主な納品物の種類
ホームページ制作における納品物は、大きく分けて「デザインデータ」「ソースコード」「ドキュメント類」の三つに分類されます。これらはWebサイトを表示させるために必要なだけでなく、将来的なリニューアルや修正作業においても極めて重要な役割を果たします。
デザインに関するデータ
Webサイトの見栄えを構成するビジュアルデータです。具体的には、FigmaやAdobe XD、Photoshopなどで作成されたデザインカンプが該当します。また、サイト内で使用されているロゴのベクターデータや、加工済みの写真素材、イラストなどもここに含まれます。これらは、バナー広告を作成したり、SNSでのプロモーションに活用したりする場合に必要となる資料です。
Webサイトを構成するプログラムファイル
ブラウザでサイトを表示させるための実体となるファイル群です。HTML、CSS、JavaScriptのほか、PHPなどのプログラムファイルがこれに当たります。WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を導入している場合は、テーマファイル一式やデータベースのバックアップデータも重要な納品物です。これらのデータが適切に提供されないと、将来的に別の制作会社へ管理を移管することが困難になるため注意が必要です。
運用・保守のための各種ドキュメント
制作したサイトを自社で更新・管理していくために必要な書類です。CMSの操作マニュアルや、サーバー・ドメインのログイン情報、アクセス解析ツールの設定情報などが含まれます。特にサーバー周りの情報は、担当者の退職などで不明になるとサイトの維持自体ができなくなる恐れがあるため、必ず文書の形で受け取るようにしましょう。
納品物を受け取る際に必ず確認すべき著作権と所有権
納品物を受け取ったからといって、そのすべてを自由に使用できるとは限りません。Web制作業界では、法律上の「著作権」と物理的な「所有権」が区別されることが一般的です。
著作権の帰属先を明確にする
多くの場合、Webサイトのデザインやコードの著作権は、制作した会社に帰属します。契約書に「著作権をクライアントに譲渡する」という旨の記載がない限り、無断でデザインの一部を別の媒体に流用することは著作権侵害になる可能性があります。株式会社ドラマでは、お客様のビジネス成長を第一に考え、柔軟な権利運用を提案しています。後々のトラブルを防ぐためにも、契約締結前に権利の所在をしっかりと確認してください。
元データ(アウトライン前データ)の提供有無
編集可能な状態のデザインデータ(元データ)は、制作会社のノウハウが詰まった「中間生成物」とみなされることがあり、標準の納品物に含まれないケースも珍しくありません。自社で少しだけ文字を修正したいと考えていても、統合された画像データしか納品されていないと対応できない場合があります。元データの提供を希望する場合は、別途費用が発生するのか、それとも標準サービスに含まれるのかを事前に交渉しておくことが賢明です。
納品後の運用をスムーズにするためのチェックポイント
納品物がすべて揃っていることを確認したら、最後は実際の運用を想定した動作確認を行います。異なるブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)やスマートフォンで正しく表示されるか、お問い合わせフォームの通知メールは届くか、リンク切れはないかといった項目を詳細にチェックします。また、SEO(検索エンジン最適化)の観点から、メタディスクリプションやタイトルの設定が適切になされているかも確認すべきポイントです。制作会社との保守契約を結ばない場合は、このタイミングでの最終確認が自社の責任となるため、妥協せずに細部まで目を通しましょう。
まとめ
ホームページ制作の納品物は、単なる「動くサイト」だけではありません。将来の改修やトラブル対応に備え、ソースコードやデザイン素材、アカウント情報などを漏れなく受け取ることが重要です。株式会社ドラマでは、お客様が安心してWebサイトを運用できるよう、透明性の高い制作プロセスを大切にしています。どのような納品物が必要か、どのような権利形態が望ましいかについて、ご不安な点があればいつでもご相談ください。ビジネスの基盤となるWebサイトを、最適な形で手元に残しましょう。
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