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2015.11.18

ホームページ制作の契約で確認すべき注意点|トラブルを防ぐ重要項目をプロが解説

ホームページ制作の契約で確認すべき注意点|トラブルを防ぐ重要項目をプロが解説

Webサイトの構築を外部の制作会社へ依頼する際、もっとも重要なステップの一つが契約の締結です。しかし、契約書に記載されている専門的な言葉や複雑な条項を前にして、内容を十分に理解しないまま捺印してしまうケースは少なくありません。不備のある契約は、後に納品物のクオリティ不足や追加費用の発生、さらには著作権を巡るトラブルに発展するリスクを孕んでいます。この記事では、ホームページ制作における契約の種類や、契約書で必ず確認しておくべき具体的なチェックポイントを詳しく解説します。株式会社ドラマが大切にしている「透明性の高い契約」の視点も交えながら、納得感のあるWeb制作を進めるための知識をお伝えします。

目次

ホームページ制作における契約の重要性

ホームページ制作は、目に見えないサービスを形にするプロセスであるため、発注者と受注者の間で認識の相違が起こりやすい特性を持っています。契約書は、単なる法的な手続きではなく、プロジェクトのゴールを共有し、お互いの責任範囲を明確にするための「設計図」ともいえる存在です。

適切な契約を結ぶことで、万が一トラブルが発生した際でも迅速に解決の糸口を見つけることが可能です。逆に、契約が曖昧な状態では「思っていたデザインと違う」「当初の予算を大幅にオーバーした」といった不満が解消されず、プロジェクト自体が頓挫する恐れもあります。良好なパートナーシップを築くためにも、細部まで納得した上で契約を進める姿勢が求められます。

知っておきたい契約の形態(請負契約と準委任契約)

ホームページ制作の契約には、主に「請負契約」と「準委任契約」の2種類が存在します。それぞれ責任の範囲が大きく異なるため、どちらの形態が採用されているかを確認する必要があります。

請負契約:完成を目的とする形態

Webサイトの完成と納品を約束する契約です。制作会社は「成果物」を仕上げる義務を負い、発注者はその成果物に対して対価を支払います。瑕疵担保責任(契約不適合責任)が発生するため、納品後に不具合が見つかった場合の修正対応などもこの枠組みに含まれるのが一般的です。

準委任契約:業務の遂行を目的とする形態

特定の成果物の完成ではなく、一定期間の業務遂行そのものを目的とする契約です。サイトの運用保守やコンサルティング業務、あるいはゴールが明確に定めにくい大規模なシステム開発の一部などで採用されることがあります。善管注意義務(善良な管理者の注意をもって業務にあたる義務)が求められますが、必ずしも「完成」の責任を負うわけではない点が請負契約との違いです。

契約書で必ずチェックすべき6つの重要項目

契約書を読み進める際、特に注意して確認すべき項目を整理しました。これらが漏れている、あるいは記載が曖昧な場合は、修正や追記を依頼することを推奨します。

制作範囲と仕様の定義

「どこまでを制作会社が担当するのか」を具体的に定義します。ページ数、対応ブラウザ、レスポンシブ対応の有無、CMS(更新システム)の導入範囲などが該当します。また、原稿作成や写真撮影、素材の用意をどちらが行うのかも明確にしておかなければ、後から思わぬ追加作業費が発生する原因となります。

納品および検収のプロセス

納品の方法(サーバーへのアップロードやデータ送付)と、納品されたものをチェックする「検収期間」を確認します。検収期間内に異議を申し立てなかった場合、自動的に合格とみなされる条項があるため、自社のチェック体制に合わせた期間設定が重要です。

著作権の帰属先

制作したWebサイトのデザインやプログラムコードの著作権が、納品後にどちらに帰属するのかは非常に重要な論点です。基本的には制作代金の完済をもって発注者に移転されるケースが多いですが、一部の共通プログラムや素材については制作会社に残る場合もあります。将来的に他社へリニューアルを依頼する際、著作権が自社にないと自由な改修ができないリスクがあるため注意が必要です。

支払条件と追加費用の発生ルール

着手金と残金の割合や、支払期日を確認します。また、制作の途中で大幅な仕様変更が生じた場合の追加費用の算出根拠についても、あらかじめ合意しておくべきです。これにより、予算管理の透明性が保たれます。

契約解除の条件と違約金

やむを得ない事情でプロジェクトを中断する場合のルールです。それまでに発生した作業実費をどのように精算するか、どちらの都合による解除かによって条件が変わるのが通例です。不当なキャンセル料が設定されていないか確認しましょう。

保守・管理およびアフターサポート

サイト公開後の修正対応やドメイン・サーバーの管理、セキュリティアップデートの責任範囲です。制作契約とは別に保守契約を締結することが多いため、保守の範囲外(別途見積もりが必要な作業)が何であるかを把握しておくことが大切です。

株式会社ドラマが考える誠実な契約プロセスのあり方

株式会社ドラマでは、熊本を拠点に全国のWeb制作に携わる中で、お客様との「信頼の積み重ね」をもっとも大切にしています。契約は単なる形式ではなく、お客様のビジネスの成功を共に目指すための約束事だと考えております。

そのため、私たちは契約に先立つヒアリングの段階から、曖昧な表現を排除し、専門用語を極力使わずにサービス範囲を説明するよう努めています。契約書の内容についても、一方的な条項になっていないか、お客様の将来的な不利益にならないかを精査した上で提示いたします。納得いただけるまで丁寧に対話を重ねることで、安心して制作をお任せいただける環境を整えております。

まとめ

ホームページ制作の契約は、Webサイトという形のない資産を守り、プロジェクトを円滑に進めるための不可欠な守り刀です。請負と準委任の違いを理解し、制作範囲や著作権、検収フローといったポイントを一つずつ確認していくことが、後のトラブルを未然に防ぐ最善の方法となります。

契約書の条項は難解に感じるかもしれませんが、疑問点があれば遠慮なく制作会社へ質問してください。そこで真摯に回答してくれるかどうかも、信頼できるパートナーを見極める一つの指標となります。しっかりとした契約に基づき、自社の想いを形にする最適なWeb制作を実現させましょう。

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