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2015.09.29

ホームページ制作で発生するトラブルへの対策と弁護士への相談が必要なケースを解説

ホームページ制作で発生するトラブルへの対策と弁護士への相談が必要なケースを解説

Webサイトは企業の顔ともいえる重要な資産です。しかし、制作過程や納品後に「思っていたものと違う」「契約内容が履行されない」といったトラブルが発生するケースは少なくありません。こうした問題は、解決が遅れるほど自社のビジネスに大きな損失を与えます。本記事では、ホームページ制作における代表的なトラブル事例、未然に防ぐための対策、そして弁護士に相談すべきタイミングについて詳しく解説します。

目次

ホームページ制作で発生しやすいトラブルの代表例

Web制作の現場では、発注側と制作側の認識のズレがトラブルの火種となります。まずはどのようなトラブルが多いのか、具体的に見ていきましょう。

著作権やドメインの所有権に関する紛争

もっとも深刻なのが権利関係のトラブルです。Webサイトのデザインやプログラムの著作権がどちらに帰属するのか、契約書で明確に定めていない場合、後にサイトを改修したり他社へ移管したりする際に「著作権侵害」として止められるリスクがあります。また、ドメインの管理権限を制作会社が保持したまま連絡が取れなくなると、自社のWebサイト自体が消失する事態にもなりかねません。

制作物のクオリティや仕様が要望と合致しない

「提示されたデザイン案と完成品が大きく異なる」「必要な機能が実装されていない」といったケースです。これは、制作の初期段階で具体的なゴールを共有できていない場合に頻発します。修正回数の上限が決められている場合、納得がいかないまま公開せざるを得ない状況に追い込まれることもあります。

納期の大幅な遅延と納品後の不具合への対応

公開予定日を過ぎても納品されない、あるいは納品直後にシステムエラーが見つかったにもかかわらず、制作会社が対応を拒否するといった事例です。特にキャンペーンや新商品発売に合わせた公開を予定していた場合、納期遅延は直接的な機会損失に繋がります。

トラブルを未然に回避するための契約と要件定義のポイント

Web制作におけるトラブルの多くは、事前の準備とコミュニケーションで防ぐことが可能です。以下のポイントを徹底しましょう。

契約書の条項を細部まで確認し合意する

口頭での約束や簡易的な注文書だけでプロジェクトを進めるのは極めて危険です。業務委託契約書を作成し、「検収の基準」「瑕疵担保責任(契約不適合責任)の期間」「著作権の帰属」「中途解約時の精算方法」を明記しておく必要があります。曖昧な表現を排除し、万が一の際の責任所在をはっきりさせておくことが身を守る第一歩です。

要件定義書で「できること・できないこと」を明確化する

要件定義とは、システムやサイトが備えるべき機能や性能を文書化する工程です。ここで「お問い合わせフォームには自動返信機能を付ける」「スマートフォンでの表示を最適化する」などの詳細を詰めておきます。後から「付いていると思っていた」という言い分は通用しにくいため、ドキュメントとして残すことが重要です。

連絡手段と進捗管理のルールを統一する

メール、チャット、電話など連絡手段が分散すると、過去のやり取りを追うのが困難になります。また、定例MTGの実施頻度や、進捗報告のフォーマットを事前に決めておきましょう。株式会社ドラマでは、お客様との密なコミュニケーションを重視し、工程ごとの承認フローを確立することで、認識の乖離が発生しないよう努めています。

弁護士に相談すべき状況と具体的な法的措置

当事者同士の話し合いで解決しない場合は、専門家である弁護士の介入を検討する必要があります。どのような場合に法的手段が有効なのかを整理しましょう。

内容証明郵便による督促と意思表示

支払った着手金に対して作業が進んでいない場合や、契約違反が明らかな場合は、弁護士名義で内容証明郵便を送付します。これにより、「法的措置を検討している」という強い意志を相手方に伝え、誠実な対応を促すことができます。裁判に発展する前の示談交渉として、非常に効果的な手段です。

法的手段による損害賠償請求や契約解除

制作会社が倒産したり、契約内容の履行が完全に不可能になったりした場合には、契約解除および損害賠償請求を検討します。Web制作に詳しい弁護士であれば、開発工程の遅延がどの程度の損害に相当するのか、客観的な証拠に基づいて主張を構成できます。

株式会社ドラマが大切にする透明性の高い制作プロセス

トラブルを回避する最善の方法は、信頼できるパートナーを選ぶことです。株式会社ドラマでは、単にWebサイトを構築するだけでなく、お客様のビジネス目標を達成するための戦略的パートナーとして伴走します。契約段階から権利関係をクリアにし、透明性の高いスケジュール管理と要件定義を行うことで、プロジェクトの成功率を高めています。名古屋を中心に多くの企業のWebブランディングを支援してきた実績から、長期的な信頼関係を築くことを最優先に考えています。

まとめ

ホームページ制作のトラブルは、契約の不備やコミュニケーション不足が主な原因です。まずは自社で契約内容を精査し、要件を明確にすることが大切ですが、解決が困難な場合は早めに弁護士に相談することをおすすめします。制作会社選びにおいては、実績だけでなく、制作フローの透明性やリスク管理の姿勢を厳しくチェックすることが、将来的なトラブルを回避する鍵となります。

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