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2023.02.27

ビジネスを加速させる大容量ファイル転送サービスの選び方|セキュリティと利便性を両立するポイント

ビジネスを加速させる大容量ファイル転送サービスの選び方|セキュリティと利便性を両立するポイント

ビジネスシーンにおいて、動画素材やCADデータ、膨大なデザインファイルなど、メールでは送信できない大容量データを扱う機会が増えています。無料の転送サービスも数多く存在しますが、企業が導入する際にはセキュリティや管理機能の充実が欠かせません。本記事では、大容量ファイル転送サービスの基本的な仕組みから、法人利用における選定基準、導入時に確認すべきセキュリティの要諦まで詳しく解説します。ITインフラの最適化を目指す担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

大容量ファイル転送サービスの基本機能と仕組み

ファイル転送サービスとは、インターネット上のサーバーに一時的にファイルをアップロードし、発行されたURLを受信者に共有することでデータを渡す仕組みです。従来のメール添付では、サーバーの容量制限により数MBから数十MB程度が限界でしたが、専用サービスを利用すれば数GB単位のデータもスムーズにやり取りできます。

最近では、単なるファイルの受け渡しだけでなく、ダウンロードパスワードの設定や有効期限の指定、さらには受信者がファイルをダウンロードした際に送信者へ通知が届く機能など、ビジネスに役立つ付加機能が標準化されています。Webブラウザだけで完結するものが多く、特別なソフトウェアをインストールする必要がない点も普及の背景にあります。

法人がファイル転送サービスを導入すべき3つの理由

個人向けの無料サービスが普及している中で、あえて法人向けの有料サービスを導入するメリットはどこにあるのでしょうか。主な理由は「業務効率」と「リスク管理」に集約されます。

メール添付の制限を回避できる

多くの企業では、メールサーバーへの負荷を抑えるために、1通あたりのメールサイズに制限を設けています。制限を超えるとエラーで返ってきたり、相手の受信ボックスを圧迫したりする原因になります。ファイル転送サービスを活用することで、サイズを気にせず高品質な画像や動画をやり取りできるようになり、業務の停滞を防ぐことが可能です。

シャドーITの防止とセキュリティ向上

法人向けの正式なツールが用意されていない場合、従業員が利便性を求めて個人向けの無料サービスを勝手に利用してしまう「シャドーIT」が発生しやすくなります。個人向けサービスは広告表示があったり、セキュリティ強度が不明確だったりする場合が多く、情報漏えいのリスクが高まります。会社が推奨する安全なツールを提供することは、組織を守るための重要なステップです。

送受信履歴の管理によるガバナンス強化

法人向けサービスでは「誰が・いつ・誰に・どのファイルを送ったか」というログを詳細に記録できます。万が一、情報の誤送信や不正な持ち出しの疑いが生じた際、証跡を確認できるため、迅速な状況把握が可能です。内部統制の観点からも、管理機能が備わったサービスの利用は必須と言えるでしょう。

失敗しないサービス選びの比較ポイント

市場には数多くのサービスが存在するため、自社のニーズに合ったものを見極める必要があります。以下の3つの視点で比較を検討してください。

転送可能なファイルサイズの上限

サービスによって、一度に送れる合計サイズや、ファイル1つあたりの上限が異なります。日常的に扱うデータの種類を把握し、余裕を持ったプランを選ぶことが大切です。例えば、4K動画の未編集素材などを扱う場合は、100GB以上の大容量に対応したサービスが必要になる場面もあります。

通信と保存の暗号化方式

データ転送時の通信(SSL/TLS)はもちろん、サーバーに保存されている間のデータが暗号化されているかを確認してください。また、ISO 27001(ISMS)認証を取得しているなど、運営企業の信頼性もチェック項目に含めるべきです。機密性の高い情報を扱う場合は、より高度なセキュリティ要件が求められます。

操作の簡便性とUIの分かりやすさ

どれほど多機能でも、操作が複雑であれば社内に定着しません。ドラッグ&ドロップで直感的にアップロードできるか、受信側が迷わずにダウンロードできるかという点は非常に重要です。海外拠点とやり取りがある場合は、英語をはじめとする多言語対応の有無も確認しましょう。

無料サービスと有料(法人向け)サービスの違い

無料サービスの多くは、広告収入によって運営されています。そのため、画面上にバナー広告が表示されたり、不特定多数が利用するパブリックな環境での運用が前提となったりしています。一方、有料の法人向けサービスは広告が表示されず、専用のストレージ領域が割り当てられることが一般的です。

また、サポート体制の有無も大きな違いです。トラブル発生時に迅速な対応が受けられるか、管理者が全ユーザーのアカウントを一括管理できるかといった点は、ビジネス継続性において大きな差となります。初期費用や月額料金は発生しますが、セキュリティ事故に伴う損害賠償リスクを考えれば、法人向けサービスの利用は合理的な投資と言えます。

セキュリティ事故を防ぐための運用上の注意点

優れたサービスを導入しても、使い手のリスク意識が低ければ事故は防げません。まずは「パスワードの別送」を徹底することや、重要度に応じた「有効期限の設定」を行う習慣を社内で共有しましょう。また、誤送信を防ぐために、送信前に上長の承認を必要とする「承認機能」を活用することも有効な手段です。

株式会社ドラマでは、企業のITインフラ構築やシステム開発を通じて、安全で効率的なデータ活用の環境作りを支援しています。ファイル転送に限らず、社内のネットワーク環境やセキュリティ対策に不安がある場合は、専門家のアドバイスを受けることで、より強固な体制を整えることができます。

まとめ

大容量ファイル転送サービスは、現代のビジネスにおいて欠かせないツールです。しかし、利便性だけを追求してセキュリティを疎かにすると、企業価値を揺るがす大きな問題に発展しかねません。自社の業務で扱うデータの種類や量、そして求められるセキュリティレベルを明確にした上で、最適なサービスを選択してください。適切なツールの導入は、業務のスピードを速めるだけでなく、従業員の安心感にもつながります。

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