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2022.11.02

Google Fontsの導入方法と効果的な活用術|Web制作のプロが解説

Google Fontsの導入方法と効果的な活用術|Web制作のプロが解説

Webサイトのデザインにおいて、タイポグラフィはブランドの印象を決定づける極めて重要な要素です。洗練されたフォントを使用することで、情報の読みやすさが向上し、サイト全体の信頼感も高まります。そのための強力なツールがGoogle Fontsです。本記事では、Webサイト制作のプロフェッショナルである株式会社DRAMAの視点から、Google Fontsの基本的な使い方からパフォーマンスを落とさないための実践的なテクニックまでを詳しく解説します。

目次

Google Fontsを活用するメリットと注意点

Google Fontsは、Googleが提供する無料のWebフォントサービスです。Webフォントとは、閲覧者のPCにインストールされていないフォントでも、サーバーからデータを読み込むことでブラウザ上に正しく表示させる仕組みを指します。

Webサイト制作におけるフォントの重要性

Webサイトの雰囲気は、テキストの書体によって大きく変わります。例えば、明朝体は高級感や信頼感を与え、ゴシック体は親しみやすさや現代的な印象を与えます。ブランド戦略に合わせた適切なフォント選びは、ユーザー体験(UX)の向上に直結します。

Google Fontsが選ばれる理由

最大の魅力は、ライセンスがオープンソースであるため、商用・個人利用を問わず無料で利用できる点です。また、Googleのインフラを利用して配信されるため、安定性が高く、導入が非常に容易であることも広く普及している要因といえます。

Google Fontsの基本的な使い方

ここでは、WebサイトにGoogle Fontsを導入する具体的な手順を説明します。

フォントを選んでコードを取得する

まずはGoogle Fontsの公式サイトにアクセスし、使用したいフォントを探します。検索窓にキーワードを入力するか、カテゴリー(SerifやSans-serifなど)で絞り込みを行います。気に入ったフォントをクリックし、詳細ページで「Get font」ボタンを押してカートに追加します。

HTMLに埋め込む手順

フォントを選択後、「Embed code」を表示させます。一般的には「<link>」タグを使用する方法が推奨されます。表示されたコードをコピーし、HTMLファイルの<head>タグ内に貼り付けてください。これにより、ブラウザがCSSを読み込む前にフォントの準備を開始できます。

CSSでスタイルを適用する

HTMLにコードを埋め込んだだけでは、まだフォントは反映されません。次に、CSSファイルで「font-family」を指定します。Google Fontsの画面に表示されているCSSコードをコピーし、対象の要素(bodyやh1など)に記述することで、指定したフォントが表示されるようになります。

日本語フォントを使用する際のポイント

日本語フォントはアルファベットに比べて文字数が極めて多いため、データの容量が大きくなりがちです。快適な閲覧環境を維持するためには工夫が求められます。

読み込み速度への配慮

日本語フォントはファイルサイズが数MBに及ぶこともあります。フォントの読み込み中はテキストが表示されない、あるいはシステム標準のフォントで表示された後に切り替わるといった現象(FOIT/FOUT)が発生します。これを防ぐためには、必要最小限の文字セットのみを読み込む「サブセット化」が有効ですが、Google Fonts側で自動的に最適化されている部分もあります。

おすすめの日本語フォント3選

Webサイト制作において汎用性が高い日本語フォントをご紹介します。1つ目は「Noto Sans JP」です。癖がなく視認性が非常に高いため、あらゆるジャンルのサイトに適しています。2つ目は「Noto Serif JP」で、上品さや伝統を感じさせたい場合に最適です。3つ目は「M PLUS 1p」で、親しみやすくモダンな印象を演出できます。

表示速度を最適化するためのテクニック

Webサイトの表示速度は、SEOや離脱率に大きく影響します。Google Fontsを使いながらも高速なサイトを目指すためのテクニックを紹介します。

必要なウェイトのみを選択する

フォントには「Regular(400)」「Bold(700)」などの太さ(ウェイト)が用意されています。すべてのウェイトを選択すると、その分だけ読み込むデータ量が増えてしまいます。実際にサイトで使用するウェイトだけを厳選してチェックを入れるようにしましょう。

font-displayプロパティの活用

CSSで「font-display: swap;」を指定すると、Webフォントの読み込みが完了するまでの間、代替フォントでテキストを表示させることができます。これにより、ユーザーが真っ白な画面で待たされることを防ぎ、体感速度を向上させることが可能です。Google Fontsの埋め込みURLの末尾に「&display=swap」が含まれているか確認しましょう。

まとめ

Google Fontsは、正しく活用することでWebサイトの魅力を最大限に引き出すことができるツールです。しかし、闇雲に多くのフォントを導入すると表示速度の低下を招き、ユーザーにストレスを与えてしまう可能性もあります。デザイン性と機能性のバランスを考慮しながら、最適なフォント選びと実装を行うことが重要です。株式会社DRAMAでは、最新の技術トレンドに基づいたWebサイト制作を通じて、ビジネスの成長を支援しています。フォント選びからUIデザイン、パフォーマンスの最適化まで、Webに関することなら何でもご相談ください。

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