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2021.05.28

オフィス通信を劇的に改善する「Wi-Fi 6」導入のポイント|法人向け機能と選び方を解説

オフィス通信を劇的に改善する「Wi-Fi 6」導入のポイント|法人向け機能と選び方を解説

近年、オフィスのデジタル化やテレワークの普及により、社内ネットワークの負荷は増大の一途をたどっています。Web会議の途切れや大容量ファイルの転送待ちといったストレスを解消する切り札として注目されているのが、次世代無線LAN規格「Wi-Fi 6(11ax)」です。法人環境においてWi-Fi 6を導入することは、単なる通信速度の向上に留まらず、業務効率の改善やセキュリティ強化に直結します。本記事では、Wi-Fi 6の技術的な特徴から、法人向け製品を選ぶ際の重要なポイント、導入による具体的なメリットまで詳しく解説します。

目次

Wi-Fi 6とは?法人ネットワークに不可欠な理由

Wi-Fi 6は、IEEE 802.11axという名称でも知られる最新の無線LAN規格です。これまでのWi-Fi 5(11ac)が主に通信速度の向上を追求してきたのに対し、Wi-Fi 6は「混雑した環境での安定性」を重視して設計されています。多くのPCやスマートフォン、IoT機器が同時に通信を行う現在のオフィス環境において、Wi-Fi 6はまさに必須のインフラといえます。

Wi-Fi 5との決定的な違い

最大通信速度は約9.6Gbpsと、Wi-Fi 5の約1.4倍に向上しました。しかし、最大の進化点は「直交周波数分割多重接続(OFDMA)」という技術の採用です。これは、1つの通信帯域を細かく分割して複数のユーザーに同時に割り当てる仕組みで、順番待ちによるタイムラグを劇的に減少させます。Web会議が頻繁に行われる環境では、この遅延の少なさが大きな強みとなります。

法人がWi-Fi 6を導入する4つの大きなメリット

法人環境でWi-Fi 6へ移行することにより、従業員のストレス軽減やセキュリティレベルの向上など、多方面でメリットを享受できます。

高速通信による業務効率の向上

クラウドサービスの利用が一般的になった現在、大容量データのダウンロードやアップロードは日常茶飯事です。Wi-Fi 6の高速通信は、これらの待ち時間を短縮し、ノンストレスな作業環境を実現します。特に動画編集や大規模なデータベース操作を伴うクリエイティブな現場では、その恩恵を強く実感できるでしょう。

多台数接続時でも安定した通信を維持

従来の規格では、接続台数が増えるほど通信が不安定になりがちでした。Wi-Fi 6では、前述のOFDMAに加え、複数のアンテナを活用して同時にデータを送受信する「MU-MIMO」技術がさらに強化されています。これにより、社員全員が同時にWeb会議に参加しても、映像や音声の途切れが発生しにくい安定したネットワークを構築可能です。

最新のセキュリティ規格WPA3に対応

法人として無視できないのがセキュリティ面です。Wi-Fi 6対応機器の多くは、最新の暗号化規格「WPA3」に対応しています。従来のWPA2で懸念されていた脆弱性が改善されており、パスワード推測攻撃に対する防御力が大幅に強化されました。機密情報を扱う企業にとって、Wi-Fi 6への更新はセキュリティ対策の観点からも非常に有効な投資です。

デバイスのバッテリー消費を抑える省電力機能

Wi-Fi 6には「Target Wake Time(TWT)」という機能が備わっています。これは、デバイスが通信を行うタイミングをルーター側で制御し、通信が不要な時はデバイスの通信機能をスリープ状態にする技術です。スマートフォンやタブレット、IoTセンサーなどのバッテリー寿命を延ばすことができるため、モバイル端末を多用する現場での運用コスト削減に寄与します。

法人向けWi-Fi 6機器選びで失敗しないためのポイント

家庭用ルーターとは異なり、法人向け製品にはビジネス用途に耐えうる機能が求められます。選定時には以下の2点に特に注目してください。

同時接続台数とカバーエリアの確認

スペック表に記載されている「推奨接続台数」は必ず確認しましょう。オフィスでは、一人でPCとスマートフォンの2台を接続することも珍しくありません。従業員数の2倍から3倍程度の余裕を持ったモデルを選ぶのが安心です。また、オフィスの広さや壁の材質に合わせて、電波を適切に届けるためのアクセスポイント配置設計も重要となります。

PoE受電対応などの設置柔軟性

法人向けのアクセスポイントは、天井や壁面に設置することが一般的です。その際、LANケーブルを通じて電源を供給できる「PoE(Power over Ethernet)」に対応していると、電源工事のコストを抑えつつ、最適な位置に配置することが可能になります。株式会社ドラマでは、こうした配線設計を含めたトータルなネットワークコンサルティングを行っています。

株式会社ドラマが提案する最適なネットワーク構築

オフィスのWi-Fi環境を改善するには、単に最新のルーターを購入するだけでは不十分な場合があります。建物の構造や利用状況に応じた電波状況の調査、既存の社内LANとの整合性、そして導入後の保守運用までを総合的に検討しなければなりません。

株式会社ドラマでは、法人のお客様向けに最適なWi-Fi 6導入支援を提供しています。お客様のビジネス規模や予算に合わせ、将来的な拡張性も見据えたネットワーク構成をご提案します。通信環境の遅延や接続の不安定さでお悩みの際は、ITインフラのプロフェッショナルである私たちにぜひご相談ください。

まとめ

Wi-Fi 6の導入は、オフィスの生産性を高め、ビジネスの加速を支援する重要なインフラ投資です。高速・低遅延・多台数接続という強みに加え、高いセキュリティ性も兼ね備えているため、現代の企業活動において欠かせない要素となっています。導入にあたっては、機器のスペックだけでなく、事前の電波調査や適切な設置設計が成功の鍵を握ります。快適なネットワーク環境の構築を目指し、最新規格の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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