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2021.05.21

ビジネスを加速させる固定IPアドレスの取得方法と活用のポイント

ビジネスを加速させる固定IPアドレスの取得方法と活用のポイント

テレワークの普及やクラウドサービスの活用が進む現代において、インターネット接続の安定性とセキュリティは、企業の事業継続に直結する重要な要素となりました。その中心的な役割を果たすのが「固定IPアドレス」です。本記事では、固定IPアドレスを取得する具体的な方法や、ビジネスシーンでのメリット、導入時の注意点までを詳しく解説します。インフラ構築の専門的な視点から、最適なネットワーク環境を整えるための知識を深めていきましょう。

目次

固定IPアドレスの基本概念と動的IPとの違い

固定IPアドレスとは、インターネット上でデバイスを特定するための住所(IPアドレス)が常に変わらず一定であることを指します。対照的なものとして、接続のたびに異なるアドレスが割り振られる「動的IPアドレス」があります。一般的な家庭用インターネット接続の多くは動的IPですが、法人の拠点間通信や特定のサービスへのアクセス管理においては、宛先を固定できる仕組みが不可欠となります。

固定IPアドレスを取得するビジネス上のメリット

固定IPを持つことは、単に番号を固定する以上の価値を企業にもたらします。特に信頼性とセキュリティを重視する環境において、その効果は顕著です。

セキュアなリモートアクセスの実現

外部から社内のサーバーやPCにアクセスする際、アクセス元のIPアドレスを固定しておくことで、特定の端末以外からの接続を遮断できます。VPN(仮想専用線)を構築する場合も、固定IPがあることで接続先が明確になり、安定した通信経路を確保することが可能です。

自社サーバーの構築と安定運用

Webサーバーやメールサーバーを自社で運用する場合、ドメイン名とIPアドレスを紐付ける必要があります。IPアドレスが頻繁に変わってしまうと、外部からのアクセスが途切れてしまうため、安定したサービス提供には固定IPが必須の条件となります。

クラウドサービスでのIP制限によるセキュリティ強化

SaaSやクラウドストレージを利用する際、社外からの不正アクセスを防ぐために「特定のIPアドレスからのみログインを許可する」設定を行うのが一般的です。固定IPを取得していれば、このホワイトリスト登録が可能になり、IDやパスワードが流出した際の被害リスクを最小限に抑えられます。

固定IPアドレスを取得する具体的な手順

導入を検討する際、まずは現状のインターネット契約状況を確認することから始めます。主に二つのアプローチが考えられます。

契約中のプロバイダのオプション確認

現在利用しているインターネット接続サービス(ISP)に、固定IP付与の追加オプションがあるか確認します。手続きがスムーズで、支払いを一本化できるのが利点です。ただし、プロバイダによっては提供していない場合や、取得できる数に限りがあることもあります。

固定IP提供専門プロバイダへの新規申し込み

既存の回線(フレッツ光など)をそのまま利用しつつ、接続設定(PPPoE等)のみを別のプロバイダに変更して固定IPを取得する方法です。複数の固定IPが必要な場合や、より高度なネットワーク管理を求める場合に適しています。この際、ルーターの設定変更作業が必要になるため、社内にIT担当者がいない場合は専門業者への依頼を検討すべきでしょう。

固定IP取得時の注意点と運用コスト

メリットが多い一方で、導入に伴うリスクやコスト面も正しく理解しておく必要があります。

設定変更による通信断の発生リスク

新たに固定IPを導入する際やプロバイダを切り替える際には、ルーターの再起動や設定の書き換えが伴います。この間、インターネット接続が一時的に遮断されるため、業務時間外の作業計画を立てるなどの配慮が求められます。

セキュリティ対策の自己責任範囲

固定IPアドレスは、いわば「常に公開されている住所」です。攻撃者にとってもターゲットを特定しやすくなる側面があるため、ルーターのファイアウォール設定やファームウェアの更新といった、基本的なセキュリティ対策をより厳格に行うことが求められます。

DRAMAが提案する最適なネットワークインフラ

私たちドラマ株式会社(DRAMA)は、企業のDX推進やITインフラの最適化を支援しています。固定IPの取得はあくまで手段の一つであり、本質的な目的は「安全で効率的な業務環境の構築」にあると考えています。お客様のビジネス規模や用途に合わせ、最適なプロバイダ選定からルーターの構築、保守運用までをトータルでサポートいたします。技術的な不安がある場合も、専門のコンサルタントが伴走し、複雑な設定作業を代行することが可能です。

固定IPの適切な選定が企業の信頼性を高める

固定IPアドレスの導入は、ビジネスの柔軟性を高め、外部からの信頼を得るための重要なステップです。初期費用や月額費用、取得できるアドレス数などを総合的に判断し、自社の成長フェーズに合った選択を行うことが重要です。ネットワーク環境の整備は、一度構築すれば終わりではなく、技術の進化に合わせて見直していくべき資産といえます。

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