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2020.07.09

Looker Studio(旧Google データポータル)の使い方|基本操作から活用術まで徹底解説

Looker Studio(旧Google データポータル)の使い方|基本操作から活用術まで徹底解説

ビジネスにおいてデータ分析の重要性が高まる中、散らばったデータを一つのレポートに集約して可視化したいというニーズが増えています。そこで注目されているのが、Googleが提供する無料のBIツール「Looker Studio(旧Google データポータル)」です。本記事では、Looker Studioを初めて触る方に向けて、基本的な使い方から、実戦で役立つ応用的な活用術までを詳しく解説します。株式会社ドラマでは、デジタルマーケティングを通じた企業の成長支援を行っており、データに基づいた意思決定を最適化するためのノウハウを提供しています。

目次

Looker Studio(旧Google データポータル)とは

Looker Studio(旧Google データポータル)は、Googleが提供するセルフサービス型のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。Webサイトのアクセス解析データや広告運用データ、スプレッドシート上の売上管理表など、あらゆるデータを接続し、見やすいグラフや表として可視化することができます。

名称変更の背景とBIツールとしての役割

以前は「Google データポータル」という名称で親しまれていましたが、2022年10月にGoogle Cloudの「Looker」ブランドに統合され、現在の「Looker Studio」へと名称が変更されました。単なる可視化ツールから、より高度なデータガバナンスと分析機能を備えたプラットフォームへと進化を続けています。プログラミングの知識がなくても、マウス操作だけで直感的にダッシュボードを作成できる点が大きな特徴です。

Looker Studioを活用する主なメリット

データ分析にLooker Studioを導入することで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。代表的な3つのポイントを見ていきましょう。

複数チャネルのデータを一元管理できる

マーケティング担当者が直面する課題の一つに、データの散在があります。Googleアナリティクス、Google広告、Facebook広告、YouTube、自社のCRMデータなど、それぞれ別の管理画面で確認するのは非効率的です。Looker Studioなら、これら全てのデータを一つの画面に集約し、比較・分析することが可能です。株式会社ドラマでも、クライアント様の多角的なマーケティング施策を評価する際、この一元管理機能を活用して迅速な意思決定を支援しています。

レポートの自動更新で工数を削減

一度レポートを作成してしまえば、接続されているデータソースの内容が更新されるたびに、Looker Studio上の数値も自動で最新の状態に反映されます。毎月の定例会のために、Excelでデータをダウンロードして加工し、パワーポイントに貼り直すといった煩雑な作業はもう必要ありません。浮いた時間を、施策の改善案を練るためのクリエイティブな思考に充てることができます。

チーム間での共有とリアルタイム編集が容易

作成したレポートは、Googleドキュメントやスプレッドシートと同じ感覚で、特定のユーザーやチーム全体に共有できます。閲覧権限や編集権限を細かく設定できるため、セキュリティを保ちつつ、プロジェクトメンバー全員が常に最新の数値を把握できる環境を構築できます。URL一つで共有が完了するため、メールに重いファイルを添付して送る手間もありません。

Looker Studioの基本的な使い方:導入編

ここからは、実際にLooker Studioを使い始めるための具体的な手順を解説します。

Googleアカウントの準備とログイン

Looker Studioを利用するには、Googleアカウントが必要です。すでにお持ちのアカウントでLooker Studioの公式サイトにアクセスし、利用規約に同意してログインします。初期設定では国や企業名の入力を求められますが、後から変更することも可能です。なお、業務で使用する場合は、分析対象のGoogleアナリティクスやGoogle広告と同じ権限を持つアカウントを使用することをおすすめします。

データソースの接続設定

ログイン後、最初に行うのが「データソースの接続」です。画面左上の「作成」ボタンから「データソース」を選択します。Googleが提供する「Googleコネクタ」を使えば、アナリティクスやスプレッドシート、BigQueryなどと簡単に連携できます。サードパーティ製のコネクタを利用すれば、InstagramやTwitterといったSNS広告のデータも直接読み込むことが可能です。

実践!レポート作成のステップ

データの接続が完了したら、いよいよレポートの作成に入ります。

グラフや表の配置とデザイン

「空のレポート」を選択し、接続したデータソースを選びます。右側のプロパティパネルから、表示したい「ディメンション(切り口)」と「指標(数値)」を選択してキャンバス上にドラッグ&ドロップするだけで、グラフが作成されます。スコアカード、円グラフ、時系列グラフ、表など、用途に合わせたパーツを自由に組み合わせてみましょう。配色やフォントも調整できるため、自社のブランドカラーに合わせた洗練されたデザインに仕上げることが可能です。

期間比較やフィルタの設定方法

レポートの利便性を高めるために、期間設定コントロールやフィルタオプションを追加しましょう。これらを配置することで、閲覧者が「先月と今月の数値を比較したい」「特定の地域だけのデータを見たい」といった操作をレポート上で行えるようになります。インタラクティブなレポートを作成することで、より深い洞察が得られるようになります。

ビジネスで成果を出すための活用Tips

ツールを使えるようになるだけでなく、どのようにビジネスに活かすかが重要です。

KPIダッシュボードの構築例

マーケティングの現場では、KGI(最終目標)から逆算したKPI(中間指標)を常にモニタリングする必要があります。例えばWebサイトであれば、「セッション数」「コンバージョン率」「CPA(顧客獲得単価)」を最上部に大きく表示させ、その下に日次の推移グラフを配置するようなレイアウトが効果的です。視覚的に異常値を察知しやすくなり、問題発生時に即座に手を打つことができます。

データの混合(データブレンディング)機能

Looker Studioの強力な機能の一つに「データブレンディング」があります。これは、異なるデータソースを共通のキー(日付やキャンペーン名など)で紐づけて、一つのグラフにまとめる機能です。例えば、Google広告の費用データと、自社の顧客管理システムの売上データを結合させることで、広告の費用対効果(ROAS)を一つの表で可視化するといった使い方が可能になります。

まとめ

Looker Studio(旧Google データポータル)は、複雑なデータを整理し、チーム全体で共有するための強力なツールです。設定には多少の慣れが必要ですが、使いこなすことができれば、レポート作成業務の効率化と、精度の高いデータ活用が実現します。データの可視化を通じて自社のDXを推進したい、あるいはWebマーケティングの成果を最大化したいとお考えの方は、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。株式会社ドラマでは、Looker Studioを活用したダッシュボード構築支援や、データを活用した戦略立案を行っております。お困りの際はお気軽にご相談ください。

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