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2020.03.28

Web3.0がビジネスにもたらす破壊的チャンス|次世代インターネットの活用法

Web3.0がビジネスにもたらす破壊的チャンス|次世代インターネットの活用法

現在、インターネットのあり方が根本から変わろうとしています。「Web3.0(ウェブスリー)」と呼ばれるこの潮流は、単なる技術的な進歩にとどまらず、従来のビジネスモデルを根底から覆す可能性を秘めています。GAFAに代表される巨大プラットフォーム企業がデータを独占していた「Web2.0」の時代から、個人がデータを所有し、分散管理する「Web3.0」の時代へ。この大きな転換期に、企業はどのようなチャンスを見出すべきなのでしょうか。本記事では、Web3.0がビジネスにもたらす本質的な変化と、具体的な参入機会について詳しく解説します。

目次

Web3.0とは?ビジネスに与える本質的変化

Web3.0を理解するためには、これまでのインターネットの歩みを振り返る必要があります。情報を一方的に受け取るだけだったWeb1.0、SNSを通じて誰もが発信できるようになったWeb2.0。そして現在、ブロックチェーン技術を基盤としたWeb3.0が幕を開けました。Web3.0の最大の特徴は「分散性」と「信頼の自動化」にあります。

中央集権から分散型社会へのシフト

これまでのビジネスでは、特定の企業がサーバーやデータを管理する中央集権的な仕組みが主流でした。しかし、Web3.0ではブロックチェーンを用いることで、管理者が不在でもデータの正当性を証明できます。これは、中間マージンの削減や、システムのダウンタイムのリスク軽減といった、実務上の大きなメリットをもたらします。株式会社ドラマが提供するようなシステム開発においても、こうした分散型の思考は今後の拡張性において重要な鍵となります。

データの主権がユーザーの手に戻る意味

ユーザー自身のデータはユーザーが管理するという考え方が、Web3.0の根幹です。これにより、個人の行動データやデジタル資産が特定のプラットフォームに縛られなくなります。企業側から見れば、サードパーティクッキーの規制が進む中で、ユーザーから直接同意を得た「質の高いエンゲージメント」を築くための新しいアプローチが求められているといえます。

Web3.0で注目すべき4つのビジネスチャンス

Web3.0がもたらす技術革新は、すでに具体的なビジネスとして形になり始めています。特に以下の4つの領域は、今後の成長が期待される注目の分野です。

NFTによるデジタル資産の価値創造

NFT(非代替性トークン)は、デジタルデータに「唯一無二の証明書」を付与する技術です。アートや音楽だけでなく、不動産の権利証や会員証、さらにはサプライチェーンの追跡など、活用の幅は多岐にわたります。ブランドの希少性をデジタル上で表現できるようになったことは、マーケティングにおける革命といえるでしょう。

DAO(分散型自律組織)による新しい組織運営

DAOは、特定のリーダーが存在しなくても、スマートコントラクト(自動契約実行)によって運営される組織形態です。参加者が共通の目的のためにトークンを持ち寄り、意思決定に加わります。コミュニティが主体となってプロジェクトを推進するため、従来の企業組織よりも柔軟かつ迅速な活動が期待できます。ファンコミュニティの運営や、オープンイノベーションの場として活用が進んでいます。

メタバース空間での経済活動の拡大

仮想空間であるメタバースは、Web3.0のインターフェースとして機能します。アバターが身にまとうデジタルウェアの販売や、メタバース内での広告展開など、物理的な制約を超えた経済圏が広がっています。株式会社ドラマが強みとするクリエイティブな制作力とIT技術の融合は、こうした没入感のある体験構築において真価を発揮する領域です。

トークノミクスによる顧客ロイヤリティの向上

独自のトークンを発行し、ユーザーの貢献に対して報酬を支払う「トークノミクス」の導入も活発です。従来のポイントサービスとの違いは、トークン自体に市場価値がつく可能性がある点です。ユーザーを単なる「顧客」ではなく「共創パートナー」に変えることで、強固なファンベースを構築できます。

日本企業がWeb3.0に参入するためのステップ

多くの企業が参入を検討していますが、成功のためには戦略的なアプローチが不可欠です。まずは以下のステップを検討してください。

既存事業との親和性を見極める

Web3.0はあくまで手段です。自社の持つIP(知的財産)やサービスが、ブロックチェーンによってどう価値を高めるかを分析することが先決です。例えば、アナログなブランド価値をNFTで可視化する、あるいは不透明だった流通経路をブロックチェーンで透明化するなど、自社の強みを活かせる接点を探ります。

スモールスタートでコミュニティを育成する

いきなり大規模なシステムを構築するのではなく、Discordなどのツールを活用したコミュニティ形成から始めるのが定石です。Web3.0の世界では「共感」が大きな原動力になります。ユーザーとの対話を通じて、プロジェクトを共に育てていく姿勢が、結果としてビジネスの持続性を高めることにつながります。

Web3.0ビジネスを展開する際の課題と注意点

将来性が期待される一方で、法整備の遅れやセキュリティリスク、UI/UXの難解さといった課題も存在します。特にウォレットの管理やガス代(手数料)の問題は、一般ユーザーが参入する際の高い障壁となっています。企業としては、これらの複雑さを技術でカバーし、いかに「Web3.0であることを意識させないスムーズな体験」を提供できるかが、成功の分かれ道となるでしょう。

まとめ:変化を捉えて未来の市場を切り拓く

Web3.0は、これまでのビジネスの常識を塗り替える大きなパラダイムシフトです。分散型アイデンティティやNFT、DAOといった新しい概念は、顧客との関係性や価値の提供方法を根本から変えていくでしょう。大切なのは、技術そのものを追うことではなく、その技術を使って「どのような新しい価値を社会に提供できるか」という視点です。次世代のインターネットがもたらすチャンスを確実に掴むために、今から準備を始めることが重要です。

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