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2019.12.16

経営力向上計画の認定を受けるメリットと具体的な申請手順を詳しく解説

経営力向上計画の認定を受けるメリットと具体的な申請手順を詳しく解説

中小企業の経営基盤を強化し、持続的な成長を目指すための有効な手段として「経営力向上計画」の認定制度があります。この制度は、人材育成や設備投資、IT活用などを通じて自社の経営力を高める計画を国が認定するものです。認定を受けることで、税制優遇や金融支援といった多岐にわたるメリットを享受できます。本記事では、経営力向上計画の概要から、認定を受ける具体的な利点、申請の流れ、そして審査を通過するためのポイントまでを専門的な視点で分かりやすく解説します。

目次

経営力向上計画とは?制度の概要と目的

経営力向上計画は、中小企業等経営強化法に基づき、中小企業や小規模事業者が経営力を向上させるための取り組みを記した計画書を指します。具体的には、労働生産性の向上を目指し、新しい設備の導入や従業員のスキルアップ、業務プロセスの改善といった内容を盛り込み、主務大臣の認定を受ける仕組みです。

この制度の主な目的は、日本の経済を支える中小企業の国際競争力を高め、足腰の強い経営体質を構築することにあります。対象となる事業者は幅広く、製造業からサービス業、建設業まで、多くの業種で活用が可能です。自社の現状を分析し、将来的な目標を明確にするプロセスそのものが、経営改善の大きなきっかけとなります。

認定を受けることで得られる主なメリット

経営力向上計画の認定を受ける最大の魅力は、経営を強力にバックアップする公的な支援策が用意されている点です。大きく分けて「税制措置」「金融支援」「法的支援」の3つの柱があります。

税制措置による大幅な節税効果

最も注目されるのが、中小企業経営強化税制による優遇です。認定を受けた計画に基づいて一定の設備を取得した場合、即時償却(取得価額の全額をその年度の経費にする)または取得価額の10%(資本金3,000万円超1億円以下の法人は7%)の税額控除を選択できます。これにより、キャッシュフローの改善と利益の再投資を促進する効果が期待できます。

金融支援による資金調達の円滑化

認定を受けた事業者は、日本政策金融公庫等による低利融資や、信用保証協会による保証枠の拡大といった支援を受けられるようになります。通常よりも有利な条件で資金を調達できるため、新規事業の立ち上げや大規模な設備投資を検討している企業にとって、強力な後押しとなるでしょう。民間金融機関からの融資を受ける際にも、国から認定された計画があることは信頼の証として機能します。

法的支援や補助金における優遇措置

事業承継や合併などの組織再編を行う際、許認可の承継をスムーズに行うための特例措置が受けられます。さらに、ものづくり補助金やIT導入補助金といった、多くの中小企業が利用する補助金の審査において、加点対象となるケースが非常に多いのが特徴です。認定をあらかじめ取得しておくことで、補助金の採択率を高める戦略的な運用が可能となります。

経営力向上計画の申請から認定までのステップ

申請の手順は、まず自社の業種に対応した「事業分野別指針」を確認することから始まります。指針には、どのような取り組みが推奨されているかが詳しく記されているため、これを参考に計画案を練り上げます。計画書には、自社の現状分析、経営力向上の目標、具体的な実施事項(設備導入や人材育成の内容)を記載しましょう。

書類が完成したら、各事業所を管轄する経済産業局や各省庁の地方支分部局へ提出します。現在は電子申請(GビズIDの活用)が推奨されており、郵送よりも迅速な処理が可能です。標準的な審査期間は、提出から約1ヶ月程度とされています。不備がある場合は差し戻しが発生するため、提出前の入念なチェックが欠かせません。

審査を通過するための計画書作成のポイント

審査を円滑に進めるためには、客観的な数値に基づいた現状分析と、それに対する解決策の論理性が重要です。例えば、「なんとなく売上を上げたい」といった抽象的な目標ではなく、「ITツールの導入により受注業務の時間を30%削減し、捻出した時間で営業活動を強化する」といった、因果関係が明確な計画が求められます。

また、導入する設備が、前述した事業分野別指針に合致しているかを確認することも大切です。特定の税制優遇を受ける場合には、工業会等が発行する「仕様等証明書」の取得が必要になることもあります。単なる書類作成作業として捉えるのではなく、自社の未来を描く事業計画として整合性を保つことが、認定への近道といえます。

経営力向上計画の申請なら株式会社ドラマにお任せください

経営力向上計画の策定は、専門的な知識と多くの時間を要する作業です。日々の業務に追われる中で、最新の指針を把握し、精度の高い計画書を作成するのは容易ではありません。株式会社ドラマでは、補助金・助成金の活用支援から経営計画の策定まで、中小企業の皆様を幅広くサポートしております。

当社は、数多くの認定支援実績を通じて蓄積されたノウハウを活かし、お客様一人ひとりの事業実態に即した最適なプランをご提案します。複雑な手続きを代行するだけでなく、その先の持続的な成長を見据えたアドバイスを提供できるのがドラマの強みです。制度の利用に不安がある方や、どの支援策が自社に最適か迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

経営力向上計画の認定は、単なる公的支援の獲得にとどまらず、自社の経営課題を整理し、成長の軌道を明確にする貴重な機会です。税制優遇や金融支援を賢く活用することで、投資のリスクを抑えつつ、競争力を高めることができます。制度を最大限に活用し、盤石な経営基盤を築くための一歩を踏み出しましょう。

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