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2018.07.18

後払い決済の導入でECサイトの売上を最大化する|メリットと最適なサービスの選び方

後払い決済の導入でECサイトの売上を最大化する|メリットと最適なサービスの選び方

ECサイトを運営する上で、決済手段の拡充は売上を左右する重要な要素です。中でも「後払い決済」は、商品を確認してから代金を支払えるという安心感から、幅広い層のユーザーに支持されています。しかし、導入にあたっては手数料や運用フローの変更など、考慮すべき点も少なくありません。本記事では、ECサイトに後払い決済を導入するメリット・デメリットを整理し、自社に最適なサービスを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

目次

後払い決済とは?仕組みと普及の背景

後払い決済とは、商品が手元に届いた後に、コンビニエンスストアや銀行などで代金を支払う決済方法です。BNPL(Buy Now, Pay Later)とも呼ばれ、世界的に需要が高まっています。一般的な仕組みは、決済代行会社が購入者の代金をショップに立て替え払いし、後に購入者へ請求書を送付する形をとります。

近年、この決済方法が普及している背景には、インターネットショッピングにおけるセキュリティへの懸念や、スマートフォンの普及による手軽な決済へのニーズがあります。特に、クレジットカード情報を入力することに抵抗がある層や、カードを所有していない若年層にとって、後払い決済は非常に利便性の高い選択肢となっています。

ECサイトに後払い決済を導入するメリット

ECサイトの運営において、後払い決済の導入は多くのプラス効果をもたらします。ここでは、主な3つのメリットを詳しく見ていきましょう。

カゴ落ちの防止とコンバージョン率の向上

ECサイトにおける「カゴ落ち(商品をカートに入れたものの購入に至らない現象)」の原因の一つに、希望する決済手段がないことが挙げられます。後払い決済を導入することで、手元に現金がない場合や、外出先でクレジットカードを取り出せない環境でも購入を促せます。その結果、機会損失を防ぎ、サイト全体のコンバージョン率(CVR)を高めることが可能です。

新規顧客層(クレジットカード未保有者)の獲得

クレジットカードを持っていない若年層や、セキュリティの観点からカード利用を控えている層は一定数存在します。後払い決済を導入すれば、こうした層をターゲットとして取り込むことができます。特にギフト需要や初めて利用するショップの場合、「商品が届いてから払えば良い」という心理的ハードルの低さは、新規顧客獲得の強力な武器になります。

ユーザーに安心感を提供し信頼性を高める

初めて訪れるECサイトで買い物をする際、ユーザーは「本当に商品が届くのか」という不安を抱きがちです。後払い決済は、商品の到着を確認した後に支払いが発生するため、ユーザーのリスクを最小限に抑えられます。このような安心感の提供は、ショップへの信頼構築に直結し、リピート利用のきっかけにもつながります。

後払い決済導入のデメリットと注意点

多くのメリットがある一方で、導入に伴うコストや運用面での課題も把握しておく必要があります。

決済手数料と月額費用のコスト負担

後払い決済を利用する場合、一般的に決済手数料(売上の数%)と、注文ごとの請求書発行・郵送費用が発生します。また、サービスによっては固定の月額費用が必要なケースもあります。クレジットカード決済に比べて1件あたりの手数料が高くなる傾向があるため、自社の利益率を考慮した上で導入を検討することが重要です。

返品・キャンセル時の事務処理の複雑化

後払い決済では、商品発送後にキャンセルや返品が発生した場合、決済代行会社に対して請求の取り消しや金額変更の手続きを行う必要があります。請求書が既に発送されている場合は、購入者への案内も複雑になります。運用の現場において、これらのイレギュラーな対応フローを事前に構築しておくことが求められます。

最適な後払い決済サービスを選ぶための比較基準

現在、多くの事業者が後払い決済サービスを提供しています。自社に最適なサービスを選ぶ際は、以下のポイントを比較しましょう。

まず、導入実績と信頼性です。多くの大手ECサイトで採用されているサービスは、ユーザーにとっても馴染みがあり、利用のハードルが下がります。次に、API連携やショッピングカート(ASP)との親和性です。現在使用しているシステムとスムーズに連携できるかどうかは、導入工数を抑える上で極めて重要です。

さらに、審査のスピードと承認率も確認が必要です。購入時の与信審査が遅いと、配送までのリードタイムが延び、ユーザーの満足度を下げてしまいます。リアルタイムで審査が完了し、かつ高い承認率を維持しているサービスを選ぶのが理想的です。

後払い決済の導入手順とスムーズな運用のコツ

導入を決定したら、まずは決済代行会社との契約手続きを進めます。加盟店審査には数週間を要する場合があるため、スケジュールには余裕を持たせましょう。並行して、サイト内の注文完了画面や支払い方法の説明ページに、後払い決済が利用可能である旨を明記します。

スムーズな運用のコツは、注文管理システム(OMS)との自動連携を強化することです。手動での入金確認やステータス更新を減らすことで、ミスの防止と業務効率化が図れます。株式会社ドラマでは、ECサイトの構築から決済システムの選定、運用の最適化までをトータルでサポートしています。自社に最適な決済環境を整えたいとお考えの際は、専門的な知見を持つプロに相談するのも一つの有効な手段です。

まとめ

後払い決済の導入は、カゴ落ちの防止や新規顧客層の拡大など、ECサイトの売上向上に大きく寄与します。コストや運用フローの変更といった注意点はあるものの、ユーザー視点に立った決済手段の拡充は、競合他社との差別化においても強力なメリットとなります。自社のターゲット層や商材特性に合わせ、最適な決済サービスを選定し、より利用しやすいECサイトを目指しましょう。

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