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2017.08.02

SNSで表示を最適化するOGP画像のサイズと設定の手法

SNSで表示を最適化するOGP画像のサイズと設定の手法

Webサイトやブログ記事がSNSでシェアされた際、タイムラインに表示される画像やタイトル、説明文の仕組みをOGP(Open Graph Protocol)と呼びます。このOGP設定、特に「画像」の最適化は、ユーザーのクリック率を大きく左右する非常に重要な要素です。せっかく質の高いコンテンツを制作しても、シェアされた際の画像が不適切であれば、読者に魅力を伝える機会を逃してしまいかねません。Web制作やシステム開発を手掛ける株式会社DRAMAでも、クライアントのブランド価値を最大化するために、細部まで計算されたOGP設定を推奨しています。本記事では、主要なSNSで美しく表示させるための理想的な画像サイズや、実装時の注意点について詳しく解説します。

目次

OGP画像の推奨サイズとアスペクト比

OGP画像を制作する上で、まず押さえておくべきなのは「画像サイズ」の数値です。SNSプラットフォーム側で自動的にリサイズやトリミングが行われるため、どのデバイスでも綺麗に見える基準値を知ることが不可欠となります。

基本は1200×630ピクセルを推奨

現在、最も汎用性が高く推奨されているサイズは「横1200ピクセル×縦630ピクセル」です。このサイズで作成しておけば、多くのSNSで高解像度な「大きなカード型」として表示されます。これより小さいサイズ、例えば600×315ピクセルでもアスペクト比が同じであれば表示は可能ですが、高画質なディスプレイ(Retinaディスプレイなど)で見ると画像がボヤけてしまう可能性があります。プロフェッショナルなWeb制作を行う現場では、視認性を担保するために1200×630ピクセルを標準的な納品サイズとして扱うのが一般的です。

アスペクト比1.91対1の重要性

先述した1200×630ピクセルの比率は「1.91:1」というアスペクト比に該当します。これは主要なSNSが採用している標準的な比率であり、この数値を維持することで、意図しないトリミング(切り抜き)を防ぐことができます。比率が崩れてしまうと、画像の両端が欠けたり、上下に余白が生まれたりするため、情報の伝達力が低下します。デザインを構成する際は、この比率のキャンバスをベースに進めることが、失敗しないための第一歩となります。

SNSプラットフォームごとの表示特性

各SNSによって、OGP画像の扱われ方には細かな違いが存在します。代表的なプラットフォームであるXとFacebookの特徴を理解しておくことが大切です。

X(旧Twitter)での見え方

Xには「Twitterカード」という仕組みがあり、メタタグの設定によって表示形式を選択できます。一般的に推奨されるのは「summary_large_image」という設定で、これを用いることで画面幅いっぱいに大きな画像が表示されます。画像サイズを小さく設定してしまうと、正方形の小さなサムネイルとしてテキストの横に配置される「summary」形式になり、インパクトが弱まってしまいます。集客や認知拡大を目的とするWebサイトであれば、大きな画像で訴求できる設定を選択するのが賢明です。

Facebookでの見え方

Facebookにおいても、1.91:1の比率で画像を用意していれば、リンク投稿時に大きく表示されます。注意点として、Facebookは画像のファイルサイズ制限や最低解像度の規定が比較的厳しいため、極端にデータ容量が重い画像や、200×200ピクセルを下回るような小さな画像は、エラーや表示崩れの原因となります。株式会社DRAMAが提供するWebデザインの工程では、こうした各メディアの仕様変更を常にチェックし、最適な表示が維持されるよう調整を行っています。

画像制作時に意識すべきレイアウトの注意点

サイズが正しくても、デザインの配置を誤ると重要なメッセージが伝わりません。ここでは、実際の制作時に気をつけるべきポイントを深掘りします。

セーフエリア内に情報を収める

SNSによっては、1.91:1の画像を「正方形」に切り取って表示する箇所が存在します。例えば、Xのプロフィール画面や一部のタイムライン表示が該当します。そのため、重要なロゴやキャッチコピー、人物の顔などは、画像の中央部分(正方形の範囲内)に配置するのが定石です。具体的には、左右の端から一定の距離を空けた「セーフエリア」を意識してレイアウトすることで、どの表示形式になっても情報が欠落するリスクを最小限に抑えられます。

視認性の高い文字配置と色使い

SNSのタイムラインは非常に速いスピードで流れていきます。その中でユーザーの目を止めるには、一瞬で内容が理解できる視認性が求められます。背景色と文字色のコントラストをはっきりさせ、スマートフォンの小さな画面で見ても読める程度のフォントサイズを確保しましょう。装飾を盛り込みすぎず、情報の優先順位を整理することが、クリックされるOGPデザインの秘訣です。

Webサイトへの具体的な設定方法

デザインが完成したら、次はその画像をWebサイトのコードに反映させる作業が必要です。

HTMLのmetaタグによる実装

WebページのHTMLファイル内にある「head」セクションに、専用のメタタグを記述します。代表的な記述は以下の通りです。まず、「og:image」タグに画像の完全URLを指定します。次に、Xでの表示を大きくするために「twitter:card」タグを「summary_large_image」に設定します。これらのタグを正しく記述することで、各SNSのクローラーが画像情報を読み取れるようになります。CMS(WordPressなど)を使用している場合は、プラグインを利用することでコードを直接編集せずに設定することも可能です。

設定後の動作確認とキャッシュクリア

タグを設置した後は、必ずプレビューツールで確認を行いましょう。Facebookが提供している「シェアデバッガー」や、Xの公式ツール(現在は仕様変更が多いですが、同様のプレビュー機能)を利用することで、公開前に実際の表示を確認できます。もし設定を変更したのに古い画像が表示される場合は、SNS側のサーバーに「キャッシュ」が残っている可能性があるため、これらのツールを使ってキャッシュを強制的に更新(スクレイピング)する必要があります。

まとめ

OGP画像の設定は、Webサイトの情報を正しく伝え、より多くのユーザーに届けるための架け橋となります。1200×630ピクセルのサイズを基準とし、重要な要素を中央に配置する工夫を凝らすことで、SNS経由の流入を最大化できるでしょう。細かな設定ではありますが、こうした一つひとつの積み重ねが、Webサイトの信頼性とブランディングに繋がります。技術的な実装や効果的なクリエイティブ制作でお困りの際は、デザインとテクノロジーの両面からサポートが可能な株式会社DRAMAへ、ぜひお気軽にご相談ください。戦略的なWeb活用をトータルでサポートいたします。

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