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2016.10.31

お問い合わせフォームのスパムメールを遮断する効果的な対策手法

お問い合わせフォームのスパムメールを遮断する効果的な対策手法

Webサイトを運用していると、避けて通れないのがお問い合わせフォームからのスパムメールです。営業メールや海外からの大量のスパムは、本来対応すべき顧客からの連絡を埋もれさせるだけでなく、対応コストの増大やセキュリティリスクにも繋がります。本記事では、Webサイト制作やシステム開発を手がける株式会社ドラマの視点から、ユーザーの利便性を損なわずにスパムを撃退する具体的な対策について解説します。

目次

なぜお問い合わせフォームにスパムメールが届くのか

お問い合わせフォームにスパムが届く主な原因は、自動プログラムである「スパムボット」の存在です。ボットはWeb上を巡回し、フォームを見つけると機械的に内容を入力して送信ボタンを押します。目的はフィッシングサイトへの誘導や広告、脆弱性の探索など様々です。これらは人間が手動で送っているわけではないため、一度ターゲットにされると短時間に数百、数千通ものメールが送りつけられるケースも珍しくありません。企業にとって、こうした不要な通信をいかに効率的にフィルタリングするかがWeb運用の重要な課題となります。

即効性の高いスパムメール対策5選

スパム対策には複数の手法が存在しますが、効果と導入難易度のバランスを考慮することが重要です。株式会社ドラマでも推奨している、実用的な5つの対策を紹介します。

Google reCAPTCHAの導入

最も一般的かつ強力な対策が、Googleが提供する「reCAPTCHA」です。最新の「v3」であれば、ユーザーに「信号機の画像を選んでください」といった操作を強いることなく、バックグラウンドで人間かボットかを判定します。ユーザー体験を損なわずに高い防御力を発揮できるため、現在のWeb標準的な選択肢となっています。

ハニーポット(隠しフィールド)の設置

ハニーポットは、ボットの「見えている項目をすべて埋める」という習性を利用した手法です。人間には見えないダミーの入力項目をHTML上に配置し、その項目に値が入っている場合はボットとみなして送信を拒否します。ユーザーには一切の負担がかからないため、非常に優れたUX(ユーザー体験)を維持できます。

入力バリデーションの強化

特定の文字列やURLが多用されるスパムに対しては、バリデーション(入力チェック)が有効です。例えば「URLの入力を禁止する」「日本語が1文字も含まれていない場合はエラーにする」といった制限を設けることで、海外発の機械的なスパムを大幅に削減できます。ただし、正規のユーザーが困らないよう、エラーメッセージの出し方には配慮が必要です。

確認画面の設置とCSRF対策

入力後に確認画面を挟む構成にするだけで、単純なボットは送信を完結できなくなることがあります。また、セキュリティ対策としてCSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)対策用のトークンを発行することで、外部サイトからフォームへ直接データを投げ込むような攻撃を遮断できます。

海外IPアドレスのブロック

ターゲットが国内のユーザーに限定されている場合、海外からのアクセスをサーバーレベルで遮断するのも一つの手です。多くのスパムは海外のサーバーを経由して送られてくるため、国単位でアクセス制限をかけることで劇的にスパムが減少します。しかし、海外出張中の社員や、海外拠点の顧客がいる場合には注意が必要です。

対策を導入する際の注意点

強力な対策を講じればスパムは減りますが、同時に正規のユーザーにとっての使いやすさを損なうリスクがあります。例えば、複雑すぎる画像認証や過度な入力制限は、ユーザーが「面倒だから送信をやめよう」と離脱する原因になりかねません。対策を導入した後は、必ず自分たちでテストを行い、スムーズに送信が完了するか、エラーメッセージは分かりやすいかを確認しましょう。株式会社ドラマでは、セキュリティの担保とコンバージョン率の維持を両立させたフォーム構築を重視しています。

まとめ

お問い合わせフォームのスパムメール対策は、ボットの習性を理解した上で、reCAPTCHAやハニーポットなどを組み合わせて行うのが最適です。一度設定して終わりではなく、スパムの手法に合わせて柔軟に改善を続ける姿勢が求められます。自社サイトに最適な対策が分からない、あるいは技術的な実装が難しいと感じる場合は、専門家に相談することをおすすめします。

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