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2016.07.20

ディスプレイ広告のリターゲティング設定と成果を高めるための運用の秘訣

ディスプレイ広告のリターゲティング設定と成果を高めるための運用の秘訣

Web広告を運用する中で、一度サイトを訪れたユーザーに対して再度アプローチを図るリターゲティング広告は、コンバージョン率を高めるための極めて重要な手法です。しかし、適切な設定が行われていないと、広告費を浪費するばかりか、ブランドイメージを損ねる可能性も否定できません。本記事では、ディスプレイ広告におけるリターゲティングの基本的な仕組みから、具体的な設定手順、成果を最大化するための運用ポイントを解説します。

目次

リターゲティング広告の仕組みと導入のメリット

リターゲティング広告は、自社サイトにアクセスした経験のあるユーザーを追跡し、別のWebサイトやアプリの広告枠に自社の広告を表示させる仕組みです。一度検討したユーザーに再度接触できるため、比較検討フェーズにいる顧客を呼び戻す効果があります。特に高単価な商材や検討期間が長いサービスにおいて、強力な武器となります。

この手法を活用する最大のメリットは、関心が高い層に絞って広告を配信できる点です。不特定多数に配信する通常のディスプレイ広告と比較して、費用対効果(ROAS)が向上しやすくなります。株式会社ドラマのような運用支援の現場でも、リターゲティングを適切に組み込むことで、全体の獲得効率を大幅に改善した事例が数多く存在します。

主要媒体別のリターゲティング設定手順

リターゲティングを開始するには、まず各媒体が提供するタグを自社サイトに設置し、ユーザーリストを作成する必要があります。ここではGoogle広告とYahoo!広告の基本的な流れを確認します。

Google広告での設定

Google広告では、まず共有ライブラリの「オーディエンスマネージャー」から、Google広告タグを取得します。このタグをサイトの全ページ、もしくは特定のページに埋め込みます。タグが正常に作動し始めると、訪問者のデータが蓄積されます。

次に、蓄積されたデータを元に「オーディエンスリスト」を作成します。「過去30日間にサイトを訪れたユーザー」や「特定の商品ページを見たユーザー」など、配信対象の条件を設定してください。リストの件数が一定数(ディスプレイネットワークの場合は100人以上)に達すると、実際の配信が可能になります。

Yahoo!広告での設定

Yahoo!広告では、名称が「サイトリターゲティング」となります。ツールメニューから「サイトリターゲティングタグ」を発行し、サイト内に設置してください。その後、広告管理ツールの「ターゲットリスト管理」からリストを作成します。

Yahoo!広告の特徴は、特定のキーワードで検索したユーザーを対象にする「サーチキーワードリターゲティング」との併用が可能な点です。これらを組み合わせることで、より精度の高いアプローチが実現します。設定完了後は、キャンペーンの配信対象として作成したリストを紐づける作業を忘れないようにしてください。

成果を最大化するための運用のコツ

単に設定を完了させるだけでは、リターゲティングの真価は発揮されません。データの分析に基づいた微調整が、結果に大きな差を生みます。

ユーザーリストの細分化

サイト訪問者全員に同じ広告を出すのではなく、行動に応じてリストを分けることが重要です。例えば、「トップページのみを見たユーザー」と「カートに商品を入れたが離脱したユーザー」では、意欲が全く異なります。後者に対しては、送料無料の訴求や期間限定の特典を強調したバナーを表示するなど、出し分けを行うことで成約率が向上します。

フリークエンシーキャップの最適化

特定のユーザーに対して、短期間に何度も同じ広告を表示させると、不快感を与えてしまう恐れがあります。これを防ぐために「フリークエンシーキャップ」を活用しましょう。1人あたりの表示回数に上限を設けることで、広告の鮮度を保ちつつ、無駄なクリック費用の発生を抑えることが可能です。一般的には、商品やサービスの検討サイクルに合わせて上限値を調整するのが定石です。

設定時に注意すべきポイント

プライバシー保護の観点から、Cookie(クッキー)規制が強まっている点には注意が必要です。従来の仕組みだけでは正確な計測が難しくなっているため、Googleの「拡張コンバージョン」やサーバーサイド計測など、新しい技術への対応が求められています。また、配信除外設定も重要です。既に購入したユーザーに対して再度購入を促す広告を出し続けるのは、効率を著しく下げます。コンバージョン済みのユーザーリストを作成し、配信対象から除外する設定は、初期段階で必ず行いましょう。

まとめ

ディスプレイ広告のリターゲティングは、正しく設定し運用すれば非常に高いパフォーマンスを誇る手法です。タグの設置からリストの細分化、そしてプライバシー保護を考慮した最新技術の導入まで、ステップを踏んで進めていくことが成功への近道となります。株式会社ドラマでは、Google Premier Partnerとしての専門知識を活かし、各企業の課題に合わせた最適な広告運用をサポートしています。設定に不安がある場合や、さらなる成果を追求したい場合は、専門家への相談も検討してください。

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