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2015.07.28

越境ECの配送コストを削減する具体策|利益を最大化する物流戦略のポイント

越境ECの配送コストを削減する具体策|利益を最大化する物流戦略のポイント

海外への販路拡大を目指す越境ECにおいて、避けて通れない課題が配送コストの負担です。国内配送とは異なり、国際配送では燃油サーチャージや関税、さらには容積重量による料金体系など、複雑な要因がコストを押し上げます。売上が伸びても配送費用に利益を圧迫されては、事業の継続的な成長は望めません。本記事では、越境ECにおける配送コストを効果的に削減し、収益性を向上させるための具体的な手法と、専門パートナー活用のメリットを詳しく解説します。

目次

越境ECにおいて配送コスト削減が最重要課題である理由

越境ECビジネスを運営する上で、物流費は売上対比で非常に高い割合を占める傾向があります。日本国内の配送であれば数百円で済む荷物も、アメリカやヨーロッパへ送るとなれば数千円単位の費用がかかることは珍しくありません。さらに近年、エネルギー価格の高騰に伴う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の変動が、コスト計算を一層困難にしています。

配送コストを最適化できない場合、商品の販売価格を上げざるを得なくなり、国際市場における価格競争力が低下します。一方で、コストを抑えるために安価な配送手段を選びすぎると、到着の遅延や荷物の紛失リスクが高まり、顧客満足度の低下を招く恐れがあります。そのため、コスト削減と配送品質のバランスを維持しながら、戦略的に物流を構築することが求められています。

配送コストを抑えるための直接的な3つのアプローチ

配送費用を削減するためには、まず現状の出荷フローに潜む無駄を洗い出すことが重要です。以下の3つの視点から改善を図ることで、大幅なコストダウンが期待できます。

配送キャリアの特性理解と使い分け

国際郵便(EMS)や、FedEx、DHL、UPSといった民間クーリエ(国際宅配便)には、それぞれ強みと弱みがあります。例えば、軽量な荷物であればEMSが安価な傾向にありますが、重量物や急ぎの荷物、追跡の正確性を重視する場合は民間クーリエが適しています。配送先の国や荷物のサイズ、重量によって最も効率的なルートは異なるため、一つの業者に固定せず、条件に応じて最適なキャリアを選択する運用が効果的です。

梱包材の見直しによる容積重量の削減

国際配送の料金は、実際の重量だけでなく「容積重量(荷物の外寸から算出される重量)」も基準となります。中身に対して過剰に大きな段ボールを使用していると、見かけ上の重さよりも高い料金を支払うことになりかねません。商品の形状に合わせた適切なサイズの箱を選定し、緩衝材の量を最適化するだけで、1件あたりの送料を数百円単位で削減できる可能性があります。小さな積み重ねが、月間の総出荷数で見れば大きな利益改善に繋がります。

関税設定の最適化と配送トラブルの防止

配送コストには、目に見える運賃だけでなく、通関時に発生する費用や返品に伴う損失も含まれます。配送先の国の免税点(De Minimis)を正しく把握し、関税を「元払い(DDP)」にするか「先払い(DDU/DAP)」にするかを選択することで、スムーズな通関を促し、受取拒否による返送リスクを低減できます。住所不備や関税トラブルによる返品は、往復の送料を事業者が負担するケースが多く、多大な損失を招くため、未然の対策が不可欠です。

物流パートナー(発送代行)を活用した効率化のメリット

自社で全ての配送業務を行う「自社物流」は、柔軟な対応ができる反面、スタッフの工数や保管スペースの確保、個別契約による割高な運賃設定といった課題が伴います。ここで専門の発送代行会社を物流パートナーに選ぶことで、配送コストの構造そのものを変革できます。

物流パートナーは多くのクライアントから荷物を集約するため、配送キャリアに対して強力なボリュームディスカウント(大口割引)を適用できます。自社単独では交渉不可能な低単価な運賃プランを利用できる点は、最大のメリットと言えるでしょう。また、最新の倉庫管理システム(WMS)による検品や在庫管理の自動化は、誤配送や紛失などの間接的なコスト削減にも寄与します。越境ECに特化した知見を持つパートナーであれば、現地の最新規制や最適な配送ルートの提案も期待できるため、結果として事業全体のパフォーマンスが向上します。

株式会社ドラマが提供する越境EC物流ソリューション

越境ECの配送コストと運用負荷に悩む事業者様に向けて、株式会社ドラマは「DRAMA越境EC」サービスを提供しています。当社は長年培った国際物流のノウハウを活かし、特に北米市場を中心とした越境販売のフルフィルメントを強力にサポートしています。

当社のサービスでは、Shopifyなどの主要ECプラットフォームと連携し、受注から発送までをシームレスに完結させることが可能です。国際配送における圧倒的な物量を背景とした競争力のある運賃プランを提供し、お客様の配送コスト削減に直接貢献します。さらに、国内倉庫での厳格な検品体制や、越境EC特有の複雑な梱包ルールにも柔軟に対応しているため、品質を維持しながらの効率化が実現可能です。物流のプロフェッショナルとして、お客様がマーケティングや商品開発に集中できる環境を構築いたします。

まとめ

越境ECにおける配送コストの削減は、単なる費用の節約ではなく、事業の競争力を高めるための戦略的な投資です。配送キャリアの使い分けや梱包の工夫といった現場レベルの改善に加え、信頼できる物流パートナーを活用することで、自社だけでは到達できないレベルのコスト最適化が可能になります。グローバル市場での成功を目指すなら、配送プロセスの見直しを最優先事項として検討してみてはいかがでしょうか。

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